先日のこと
夫の父が亡くなりました
私にとって
とても身近な人が亡くなったのは
ずいぶん前に亡くなった
夫の母以来です
お義父さんは
ずっと病気だったのですが
亡くなる直前に入院し
そして突然亡くなってしまいました
そのため残念ながら私たち家族全員
お義父さんの死に目に会えませんでした
私はお義父さんが入院する前には
会っていたのですが
夫はその時も仕事で会えませんでした
そしてお義父さんは
そのまま入院してしまい
夫はお見舞いに行こうとしたのですが
コロナの事もあり病院でも制限があり
簡単にはお見舞いにも行けないので
お見舞いの日にちも予約をしていましたが
その日を待たずして
亡くなってしまったのです
そのことに夫は
とても後悔しているようでした
お義父さんは生前
あまり細かい事を気にしない
おおらか人だったので私は
「大丈夫だよ」
とは言っていたのですが
私にとっても後悔が残ります
ずいぶん前にも書きましたが
夫の亡くなった母と
夫の兄には霊感があります
特にお義兄さんは
霊だけではなく
仏様も感じられるような人です
そんなお義母さんと
お義兄さんとは裏腹に
お義父さんと夫は
全く霊感はありません
夫は以前とは変わって
今はとても信仰深いのですが
お義父さんは最後まで
神社仏閣にも初詣ぐらいしか行かず
家に仏壇と神棚はあるけれど
お世話はお義兄さんがしていて
信仰心はほとんどないような人でした
現役を引退してから十年以上
健康診断をする事もなく
畑仕事ばかりしていたお義父さんが
病に倒れたのです
この時はすでに身体中に
ガンが広がっており末期の状態で
年も年なのでお医者様と相談し
様子を見ていました
お義父さんはだんだんと
「痛い…痛い…」と言うようになり
そして
「いつ死んでも良い、後悔はない」
と私が顔を見に行く度に
そう言うようになっていました
面と向かってそんなことを言われ
私はとても動揺していました
そして母にどうしてあげれば良いか
相談したのです
すると母はこう言いました
「お義父さんはもうこの世に未練はないよ
苦しまず楽に向こうに行けるように
ご先祖様にお願いしてあげなさい
それが一番の親孝行だよ」
そう言われた私はとても悲しいけど
母に言われたように
そのように言って手を合わせていました
少彦名様にも
「良いお薬に出会いお義父さんが
苦しまずにいられますように」
と願ってきました
するとお義父さんは入院して数日で
スッと苦しまず亡くなったのです
この記事は、長女🍁かえでが書いてます
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