初めてご覧になる方は、【母と龍神様】の記事からご覧ください。
不思議なことがいろいろ
起こるようになった我が家
しかし夫のお兄さんと
亡くなったお母さんの二人も
実は霊が見えていたのです
結婚した当初は私の母もまったく
霊感が無かったですし
私も何も見えないので
私はこの二人の霊を見た怖い話を
興味深く聞いては
よく驚いていたものです
そんな霊感が強いお義母さんが
亡くなった時は
何も感じない夫や私そしてさらに
もっと鈍感なお義父さんまでもが
亡くなったお義母さんを
感じていたのでした
でも四十九日の法要が終わるころには
お義母さんを感じることは無くなってしまい
四十九日の法要にも
きっと大切な意味があるんだろうな…
と今考えれば思うのです
そして私の母がひらいた後に
母がこのお義兄さんを見た時に
こう言いました
「夫君のお兄ちゃん…
前世はお坊さんだったんだね…
何だろう…
お坊さんの格好をして
托鉢しておいでる姿が見えるよ…
お兄ちゃんは今からもっと年を重ねると
どんどんお坊さんみたいになってくるよ」
その言葉通りお義兄さんは結婚はせず
夫の護り
毎日近所のお寺に
お参りに行っているそうです
先日、夫の実家に行った時には
お義兄さんが仏壇の前にいました
すると
「ぶっせつまか～はんにゃはらみた～」
と聞こえてきました
スラスラ般若心経を唱えているので
「お義兄さん、覚えたの？」
と聞くとお義兄さんは
「お寺に行ってたら勝手に口から出てきた
何も見てないんだけどなぁ
俺はきっと前世で
お坊さんだったと思うな…」
と驚いたことに
自分でそう言っていたのでした
