旧暦の元日である2月12日に
急に富山県の皇祖皇太神宮に
行きたくなった母
それについていくことになった私は
皇祖皇太神宮に近づくにつれ
雪深くなっていくことに
不安になっていました
一方、母は龍神様に
『大丈夫じゃ』と言われたからか
全く不安な様子が見えません
しかしながら皇祖皇太神宮のある
御皇城山に到着すると
私たちの行く手をを阻むように
雪山があったのです...
ここで帰るわけにはいかないので
私は一応持ってきていた
ブーツに履き替えて
様子を見に雪山を超えて
先に進んでみることにしました
雪の山を越えると
次は木々が何本も倒れていて
またもや道をふさいでいました
この季節ではない道と比べてみると
よくわかります
▼いつもの道
▼倒れた木々がふさいでいる道
私はすぐに『あー…これじゃ無理だ』
と思いました
遭難するような山ではないですが
うっかり進んで危険なことに
なったらそれこそ大変と思い
私は諦めて車に戻り
母にやっぱり無理だから
帰ろうと話をしていました
するとどこからともなく
一人の男の方がやってきて
その雪山を越えていったのです
『えっ?行くの?』
と思い見ていると
その人は倒れた木々もくぐりそのまま
山を登って行った様子なのです
『もしかして大丈夫?行けるのかな?』
と思って母と目を合わせていると
なんと山の上から
光が差し込んできたのです
それを見た母は
「光も差し込しこんできたねぇ」
と言うと少し目を閉じて
「あっ!神様が来るが良い
って仰ってるよ
大丈夫!私たちも行こう!」
と嬉しそうな顔で言ったのです!