認知症入居者施設訪問で始めた二人太鼓、月に2回ほど練習をしております。
前回訪問時の編集ビデオを観ましたが、反省点が山ほどありました。
今回の2人練習ではまずその反省会を行いました。
①まずは曲演奏、体に染み込むまで練習する必要あり。
②展開に時間がかかり過ぎで、待ち時間がとても多い。
これは皆にその場で太鼓を体験してもらうという狙いに無理があるのではないか・・・。
③相方の意見として、開始時にやっている太鼓体操は省き、その時間を太鼓を体験する時間に振り分けられないか。
【解決策】
①に関してはとにかく二人演奏での練習を重ねる。
二人演奏は初めての事なのでまだ混乱する時があります。
②太鼓を打つ人を限定し、その他の人は鳴り物や手拍子で参加してもらう。
③体を動かす事でお互いリラックスの効果があるので太鼓体操ははずせない。太鼓体操は太鼓を打つ準備体操として開発したので、体操がそのまま太鼓につながって行く構成になっている。
体操をやりながら太鼓を打ってもらう太鼓係を選定し、太鼓に参加してもらうのがよい。
そんな事を話し合いをして解決案を模索しました。
さて、練習に入り、「勇み駒」の新二人バージョンをやってみました。
並んだ二人の間に締め太鼓を配し、上拍子と下拍子を交互に担当します。
一体感が出て、これはこれで行けるという事になりました。
同じ曲でもいろいろな演奏スタイルを持っている事は決してマイナスになりません。
なんなら長胴太鼓で上拍子を打つ時に太鼓の周囲を動き回ってもよいのでは?という事でこれもやってみました。
動きと賑やかさが出てこれもよいと。
また、締め太鼓の下拍子はカットして長胴太鼓だけを使って上拍子と下拍子を交互に行う方法も試してみました。
すべての演奏に締め太鼓の音が入るのも面白くないので、締め太鼓無しバージョンもよいという事になりました。
締め太鼓の代わりにドカンを使う手もあるかも知れません。
これは次回試してみたいと思います。
その後、「祭り」と八丈太鼓を練習しお開きとなりました。
午前練習は3時間あり、長くも短くもなく丁度よい時間のように思います。