今の仕事への思い②
前回はこちら→今の仕事への思い①実際に教員として働き始めて、いろいろなことを感じました。まず、数年しか生きていない子供たちでも自分に自信がない子がとても多いということ。例えば、勉強ができない=自分はダメだ運動ができない=自分はダメだこんな感じで、どんどん自分に自信がなくなり「自分なんて」という考え方の子が結構います。「自分のことが好き」とはっきり言える子も本当に少ない…。学校って、勉強が絡んでくるので、どうしても、比較社会。あの子よりできる。とかあの子は何でもできて優等生。とか〇〇くんみたいになりたい!逆に〇〇くんのようにはなりたくない…。などなど、いろいろなことを思いながら子供たちは日々を送っています。できるようになりたくてできるようになって褒めて欲しくてでも、できなくて褒められるどころか怒られたりしてどうせ自分なんてやってもムダだって思ってしまうんだろう…。でも、小学校の、特に下の学年のうちは学習内容もそんなに難しくないしやればやるだけできるようになる。その達成感を味わってほしくて「自分もやればできる!」を実感してほしくて指導してきました。できなかったことができるようになって褒められるとみんな目がキラキラする。そんな様子を見られることが嬉しかった。でも…どうしても…乗り越えられない、「壁」のようなものを感じるときがあったのです。そのお話はまた次回に