前回はこちら→今の仕事への思い①
実際に教員として働き始めて、
いろいろなことを感じました。
まず、数年しか生きていない子供たちでも
自分に自信がない子が
とても多いということ。
例えば、
勉強ができない=自分はダメだ
運動ができない=自分はダメだ
こんな感じで、
どんどん自分に自信がなくなり
「自分なんて」という考え方の子が
結構います。
「自分のことが好き」とはっきり言える子も
本当に少ない…。
学校って、勉強が絡んでくるので、
どうしても、比較社会。
あの子よりできる。とか
あの子は何でもできて優等生。とか
〇〇くんみたいになりたい!
逆に
〇〇くんのようにはなりたくない…。
などなど、いろいろなことを思いながら
子供たちは日々を送っています。
できるようになりたくて
できるようになって褒めて欲しくて
でも、できなくて
褒められるどころか怒られたりして
どうせ自分なんて
やってもムダだ
って思ってしまうんだろう…。
でも、小学校の、特に下の学年のうちは
学習内容もそんなに難しくないし
やればやるだけできるようになる。
その達成感を味わってほしくて
「自分もやればできる!」を
実感してほしくて指導してきました。
できなかったことができるようになって
褒められると
みんな目がキラキラする。
そんな様子を見られることが嬉しかった。
でも…
どうしても…
乗り越えられない、
「壁」のようなものを
感じるときがあったのです。
そのお話はまた次回に
