私の父は
県内の国立にしか行かせない
という方針だったので
高校で文系だった私の志望校は必然的に
県内の国立大の、教育学部
と決まりました。
小学生の頃から、文集にも
「学校の先生になりたい」
と書いていたぐらいだったので
特に迷うこともなく進学。
でも、大学で学ぶうちに
「教員ではない、違う職業に就こう」
と思っていました。
それが、
「やっぱり教員になろう!」と思い直し、
地元と東京都の採用試験を受けました。
東京に採用試験を受けに来たときのこと、
電車に乗っていた私は
とても残念な気持ちになり、
「殺伐とした世の中を変えたい!」
と強く感じ、東京で教員になりました。
その出来事とは…
抱っこ紐で赤ちゃんを
抱っこしている女性が立っていたのに
誰も席を譲る人がいなかったこと。
私も立っていたので、
「誰か譲ってほしいなぁ」と思っていたけど
残念ながら席を譲る人はいなかった。
残念で悲しい気持ちになり、
「もっと温かい世の中にしたい!」
と強く思ったことを覚えています。
「この思いが私の原点かもしれない」
最近そう気付いたので、
自分の思いを書いてみました。
実際、教員として10年以上仕事をしてきて
感じたいろいろなことを
これから綴っていこうと思っています。
今話題になっている、
教科化される道徳についても
10年以上研究してきたので
私の思いを書きたいと思います。