ブダペストに来て、3ヶ月でお引っ越しをした話しの最終章です
初回は、物件の探し方
ドキドキの内見の様子はこちら
さて、条件が合うところを4件ほど内見しました。
今回は全て、個人で不動産業を営む方が取り扱っている物件(大手不動産会社ではない)。
その中から、気になる物件に再度メールで質問。
すると、もう一度見てみる?とのことだったので、行ってきました。
この時、とても良かったのは、まだ入居を決めていない2回目の内見時に、持ち主であるオーナーも立ち会ってくれたこと。
今後長い付き合いになるだろうオーナーの人柄や実際に中をお互い確認できて、とても良かったです。
仲介担当の方が気を利かせてくれました。
そして、ここに決定!
となってからは、スピーディーな展開に。
契約書
ハンガリーでは賃貸契約の際、契約書の記載事項などにいくつか条件があるらしく、そこがきちんと記載されているかをまず確認します。
私の場合は、仲介者が契約書を作ってくれました。
借り手が外国人である場合は、ハンガリー語と英語の併記契約書を作ってもらえます。が、万が一、両者の記載に違いがあった場合は、ハンガリー語の記載事項を優先する、と書かれていたので、私は念のためハンガリー語•英語両方とも翻訳して読み比べました。
契約書に記載すべきこととして、
•貸主と借主の個人情報(ID、口座、旧姓)
•契約日、入居日
•契約期間
•家賃、共益費、光熱費など
•支払い方法、期限、遅滞した場合
•契約延長について、その方法
•デポジット、返還
•備品の損失、住宅保管
•解約方法
•トラブル時の規定
などを確認すると良いと思います。
私の場合は、本契約の前に、メールで契約書を送ってもらって、中身は家でゆっくり(夫にも確認してもらった)読みました。
※この辺で急かされたり省かれたりしたら、要注意かも…
備品リストと光熱費に関する契約書(使用開始時のメーター数や支払い方法を記載)はオーナー本人が用意してくれて、こちらもサインしました。
契約
今回は、借りる物件と、仲介者(個人で不動産業を営むもの)の事務所が近かったので、そちらの事務所にて、私(借主)、オーナー(貸主)、仲介者の3人で行いました。
支払い
ハンガリーの基本的な初期費用は、
契約時にデポジットとして家賃の2ヶ月
+最初ひと月分の家賃
これら3ヶ月分の家賃を、私はネットから銀行振込にて送金しました(契約書にサインした日の帰宅後)
※仲介者に払う費用は一切ありませんでした。
大手不動産屋にて契約する場合は、弁護士の公正証書を作成する必要があり、そこで手数料がかかると聞いています。
鍵の受け取り
オーナーが入金を確認後、鍵をもらったら、無事に入居手続き完了です!
住所変更手続き
こちらは、residence permitの申請等を行う移民局のサイト、Enter Hungary から行えます。
新しい契約書を添付して申請したら、子供も私と付属してその家に住むことが証明できる書類も必要とのことで、オーナーに作成してもらいました。
この住所変更の手続きは、すべてオンラインで行えますが、申請から承認まで約1ヶ月かかりました…
この新しい住所登録が正式に済むまで、下の子の公立幼稚園に申し込みができなかったで、なかなか待ち遠しい期間でした
引っ越して、5ヶ月経ちました。
今のところ大きなトラブルはありませんが、建物自体古いので、小さなトラブルはあります
こんな時、相談•対応してもらうのはオーナーなので、その人が信頼できる、頼れる人なのかがかなり重要だと思います。
不安なら、友人知人に付き添ってもらう必要もあると思います。
振り返れば順調なお引越しでしたが、
それまでの不安や迷いはたくさんあり、深く眠れない日も…
とにかく、よくコミュニケーションをとること!そして写真やメールなど文書に残しておくことが大切かなと思います
これからお引越しされる方に、ちょっとでも参考•不安解消になれば幸いです