海外生活で、重大なテーマの一つが
住まいの決定だと思います。
アパートメントの契約や市場は、
国によって異なることもあれば、
似ているところもあります。
今回、ハンガリーで私たちが
どのように物件を探し無事に引っ越したかを記録しておきます。
長くなりそうなので、【物件探し編】【内見編】【契約・入居編】に分けました。
背景とタイムライン
私たちはビザなしでハンガリーに渡航、
現地で居住許可を得て移住に至ります。
万が一、居住許可が出なかった場合(90日で日本帰国)を考えて、最初の3か月は日本で物件探し・契約を済ませました。(今回、この過程は省略します。)
無事に居住許可を得たのが9月半ば、
11月初旬には今のアパートを出る予定で
物件探しスタートです
アパート探し(友人、サイト)
↓
内見
↓
契約・初期費用支払い
↓
入居
↓
住所変更手続き
物件探し
ハンガリーの物件探しは、大きく3パターンあるかと思います。
・友人、知人のコネクション
・大手不動産仲介会社
・物件探しサイト
(この他、FacebookやSNSで探すという方法もあるようですが、トラブルが絶えないと聞くので、子供二人を抱えて引っ越す私はこちらの選択肢は初めからありませんでした。ルームシェアでシェアメイトを探したりはいいのかもしれまんが、自己責任で、ということになります)
コネクション
私はまず、できたてのハンガリー人の友人・知人に、『11月に今のアパートを出なければならないんだけど、どうやってアパート探したらいい?』と、会う人会う人に話していました。
すると、何人かから、『知人が空きアパートもってるよ!』と返事が。これは、大変ありがたく、精神的にも“家なき子”にならずに済む…という安心感がうまれ、ありがたかったです
が、知人の紹介のアパートの場合、こちらの条件とほぼほぼ合わないということが
すっごく遠かったり、家賃、リフォームが必要だったり‥
しかし、本当にありがたい提案をしてくださり、いざとなったら住ませてもらおうと思っていました。
大手不動産会社
ハンガリーにも購入・賃貸を扱う不動産会社があります。私は問い合わせのみで、使わなかったので直接の感想はわかりませんが、賃貸では都心部にリーズナブルなものは扱ってる物件は少ないかな、という印象でした。
Duna House
Duna House - Ingatlanszolgáltatások, hitelügyintézés, biztosítás (dh.hu)
Tecnocasa
Advertisings houses apartment for sale, rent - Tecnocasa.hu
Otthon Centrum
専属の弁護士がついていたり、契約に公正証書を必要としたりと、安全だろうなとは思いますが、その分デポジットや手数料がかかる印象です。
インターネットで探す
ハンガリー人の知人が100%名前を出してきたのが、こちらのサイト。
Real Estate Hungary
ingatlan.com
realestatehungary.hu - Everywhere is good, but the best is waiting for you here.
条件を入れて、賃貸・購入物件を検索できます。
こちらは、掲載者が、オーナー個人、大手不動産会社、個人の不動産関連の人と3パターンに分かれていた印象です。
気になったら、サイトを通して連絡をして、質問や内見させてもらいます。
物件検索サイトを使った感想
私は、一番最後に紹介したサイトから物件を探し、結果的に契約をしました。
いろいろと条件を入れて、毎日検索。
情報が良く更新されるので、マメなチェックをお勧めします。
サイトは英語で検索できますが、1点注意点
最後の詳細については、ハンガリー語のページのみに記載されていることが多く、英語のサイトで見ると見つからないこともあります。
この最後の欄に、具体的な条件や環境が書いてあることが多いので、必ず一度ハンガリー語のサイトから見て、翻訳することをお勧めします。
さて、気になった物件をリストアップして、メッセージを送信。
ここで私、たくさん返事が来たら内見のスケジュール管理が大変!と思って、3件メッセージをしてみたのですが…3日待って1件も返事が来ない。。。
英語で送ってるし、外国人だし仕方ないのかなぁと、さらに2件メッセージを送る。
やっと1件返事が来た!と思って見てみると、『ごめん、自分は英語があまり得意ではないから、ハンガリー人の借り手を探しています』とのことでした。
ここはハンガリー、当然の対応です。
中には、ハンガリー語に訳してメッセージを送る、ハンガリー人の知人にメッセージを送るのを手伝ってもらう、というアドバイスももらいましたが、私はこれはしませんでした。
なぜなら、貸主さんとの付き合いはこれから長く続きます。ヨーロッパの家、古いので思わぬトラブルが起こることも想定できます。
それを考えると、きちんと迅速にコミュニケーション取れるオーナーを選ぶべきと思ったからです。
さて、こうなるともう、とにかく気になる物件に手当たり次第メッセージを送るしかない
ということで、アップデートされた物件など気になるもの全て問い合わせてみました。
結果‥
問い合わせ 20数件
返事が来た数 7件
お返事をくれた方は、皆さん英語に堪能な方。
その後はコミュニケーションに困るともなく、質問や内見に進みました。
正直、返事待ちでこんなに不安な気持ちになるとは思っていませんでしたが。。
たぶんこれは普通、もしくは良かった方かもしれません!
こんなものだと思って、前に進みましょう
続きます