ホステスをやっていた時は、お店以外でお客様に会うのが嫌な時期が長くありました。
同伴(お食事をご一緒してからお店に行くこと)や、アフター(来店後に他のお店に一緒に行くこと)は許せた。
でも、休日のお客様とのデートは嫌だった。
夕飯だけご一緒して、ご来店されないお客様も嫌いだった。
「今度食事行こう。」と誘われたら、同伴かどうかにめっちゃこだわった。
でも、「同伴ですか?」とは訊けず。
訊いたら、お客様にお金に汚い子と思われそうな気がしたから。
ってことは、私がお金に汚かったんでしょうね。投影です。
お金を払わずに私と会おうとしないお客様が嫌いだった。
今振り返ると、自信がなかったんでしょうね。
お店以外で会ったら、もうお客様はお金を払って会ってくれないに違いない。
お客様を信じてなかった。
ということは、自分を信じてなかったのよ。
(投影です。)
私はお金を払って会う価値のあるような人間じゃない。
そう思ってた。
自己否定ですねぇ。
だからね、私がイチバン集客に苦戦したのは、セット料金30,000円の店でした。
座るだけで毎回30,000円いただくお店ね。
私なんかに高いお金を払って会う価値がないと思ってたわ。
あの時がしんどかったな。
お金を稼げない自分には価値がない、とも思ってた。
自分の価値を売り上げと結び付けてたなぁ。
そういう気持ちもだいぶ弔ったつもり。
もしかしたら、まだ残ってるかも知れへん。
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そんな私も、お客様と遊ぶのが楽しくなりました。
「今度○○行こう。」って言われても、楽しそうやったら飛びつく。
楽しくなさそうやったら断る。あはは。
きっとこのお客様は、私に新しい世界を見せたいと思ってくれるんやろうと信頼できるようになった。
私の成長のために誘ってくれてるんやろうと思えた。
そういえば、オトコは女に教えるのが好きな生き物ですよ。
オードリー・ヘップバーンの映画「マイ・フェア・レディ」をご覧あれ。
そして、店外で会ったからと言って、今後お客様が店に来ないとも限らない。
むしろ逆で、外で会うとお客様は申し訳ないとお思いになるのか、お店に来てくださる。
そんな風にお客様を信頼できるようになった。
ということは自分を信頼できるようになったってこと。
(投影です。)
自分に自信がついたんでしょうなぁ。
そういう経験をして思った。
私はお金を払ってまで会う価値がある人間かはまだ分からない。
でも、私と会うためにお金を払うかどうかは相手が決めることかもなぁって。
私はお金を払う価値のない人間だと決めつける必要はない。
私の価値とお金は関係ない。
ただし、もちろんお金は頂けるなら頂くぞ。
そういう風に思えてから楽になった。
カウンセラー仲間に、以前「おしゃべりしよー。」とお誘いをして、驚かれたことがある。
単純に私が話してみたいから誘った。
でも彼女は「カウンセラーとして働いてる人が、タダで私を話そうとしてる!」とびっくりしたらしい。
そりゃ私のカウンセリングを受けたいと言われたら、仲間でも友達でもお金を頂くぞ。
でも、私と話すたびにお金を払わせてたら、私しゃべる相手いなくなるやん(笑)
お金を頂かない時は、話したい人とだけ話す。
誰かと話す時はいつも、人の話を聞くトレーニングの機会をいただいたと私は思ってる。
コミュニケーションスキルを高める訓練の時間ですよ。
ずっとお金払わせてたら、いつ訓練するのさ。
もし私とタダで話すことに申し訳なく思うなら、練習させたってると思って欲しい。
私が話したいと言って絡んでるから、私を喜ばせたってると思うこともできるよね。
私はコミュニケーション能力が壊滅的に低かったのよ。
今も得意とは思わんけど、褒められることが増えたから、前よりマシになったんやろうなぁ。
いまだに話すのは苦手やで。(これは気付く人は気付く。)
今日はどうまとめていいか分からんわ。
常に伝えたいのは、自信を持って!ってことですな。
まだまだ自信ないし、自己否定をしちゃう私が言っちゃう。
自分ががんばってないことを凄いと褒められても、全然ピンと来ない。
まだまだ、私は応援されるような価値のある人じゃないと言いたくなる。
でも、そんな私の姿をさらすと誰かのお役に立てるみたい。
今日は色んな気付きがあった。その話は後日。
ここ数日、もやもやしてたけど、スッキリしたわ。
たまにはこんなだらだら日記も書くけど読みに来てね。
キャロ