美人の皆様こんにちは。キャロです。
今日は、あの人には負けたくないと思っていた頃の私のお話を綴るわね。
競争心を抱くのは周りと自分を比べているから。
自分に自信がなくて、その周りに負けていると心のどこかで思っているから。
そんなお話。
私がホステスだった頃、あるホステスに対して、この子には負けたくないと強く思ってたのよ。
振り返るとしょうもないけどね。
そんなけ本気で働いてたってことですな。
他のホステスに対して競争心を抱いたのはそれが初めてやったと思う
彼女に出会ったのはステップアップのために私が移籍したお店。
私が北新地の某店2軒でナンバーワンになった直後に出会ったわ。
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彼女は当時の私より少しだけ年上で、水商売はほぼ初心者。
彼女は学生時代からモテまくっていたらしく、すぐに人気者になった。
そんな彼女に対して、私はずっと負けたくないと思っていたわ。
彼女はとても優しくて、天然で、母性豊かで、朗らかで、細かいことを気にしなくて…、オトコがほっておかない女性って感じ。
彼女は当時の私にはないものをたくさん持っているように見えてまぶしかった。
なのに彼女は、「美月ちゃん(私の源氏名)はすごいね。」とよく私を褒めてくれてた。
ある日ママに言われた。
売り上げは美月の方が断然上やん。
あの子は接待には使えないし、つけるお席(お客様のことね)も限られる。
でも美月ならどんなお席にも安心して任せられる。めっちゃ頼りにしてるよ。
確かにあの子にはあの子の良さもあるけど、美月も自信持ちなさい。
言われて気付いたのよね。
当時の私は自信がなくてさ。
負けたくないと思っていたのは、私が彼女には負けているように感じてたから。
売上が上でも、彼女に勝ったと感じたことはなかったわ。
女性として常に完敗の気分やった。
明らかに勝てる相手に対して、人は負けたくないって人は思わないよね。
例えば、あなたが幼稚園児と暗算大会をするとして、負けたくないとは思わんよね。
むしろどんなけハンデつけようって感じやん。
それは自分が勝てると思ってるからやと思うねん。
そう考えると、負けたくないと思う気持ちの裏には、私は相手より劣っているという気持ちが隠れているんでしょう。
そういった競争心が生まれるのは、自分を他人と比較しているからでしょうね。
しんどいね。
他人には他人の良さが、私には私の良さがある。
同じ土俵では比べられない。
サッカーと野球みたいなもんで、競技が違う。
でも当時の私はそれに気付いてなかった。
私はペースを崩しナンバーワンの座を明け渡すことになりました。
今となっては当時の私が愛おしい。
あの時の私に伝えたいわ。
競争するな、自分の良さに目を向けろ。
他人との間に勝ち負けなんて存在しない。
他人には他人の、自分には自分の良さがある。
比べるなら、他人とではなく過去の自分と比べろ。
自分にはないものは見えないから、アンタも優しくて、天然で、母性豊かで、朗らかで、細かいことを気にせえへんで、と。
もし、誰かに負けたくないと思っている方はご参考になさって。
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いつだって好きなようにやりなはれ。
どうやったってうまくいくわ。
そうじゃなかった時は一緒に次を考えましょう。
応援しています。
キャロ
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20190917の記事を修正しました。