はいどうも。
今日も気温は39度、夏全開のオーストラリアからAKIですよ。
元々虫取り少年だった自分はこういう気温や気候に晒されると何かが疼いてくるわけでして、
唐突ですが、狩猟罠(トラップ)を作っていきますよ!
・・・ブログネタがなかったんだよ!だから作ったんだよ!
狩猟、それは男のロマン。狩りをすることは特に男子にとっては本能的に楽しいものです。
虫網や魚網を振るうことも十分に狩猟なのですが、特に楽しいのが「罠」の製作。
人間の狩猟本能と知的好奇心が融合されたものが「狩猟用の罠」であり、
子供から大人まで、そのワクワクは止まらないわけでございます。
少年時代の自分もまた、東京という土地に住みつつも、
追い込み漁、簗、寄せ餌、貼り網漁、塞き止め漁、落とし穴等々、
様々な方法を使って虫やら魚やらを捕獲していたモンです。
あのワクワクした少年時代が獣医への道に繋がるとは当時は思いもよらなかったですなぁww
とにかく、男子三日会わざれば罠を作って見よ!という偉大なる格言の元(?)
あの小学生時代のワクワクを思い出すべく、トラップ製作をしてみましょう。
全く持って時期外れな記事ですが、これで今年の夏休みの自由研究は早々に解決ですね!(早)
罠と言っても想像するような鉄網がガシャン!となるようなものではなく、
今回は輪ゴムを動力とした、「ネズミ捕り」及び「中型魚罠」を作ります。
子供でも10分で作れちゃうのだー。
用意する材料はこちら。
①ペットボトル(四角い形のものが望ましいです)
②竹串 ×2
③輪ゴム ×2
④糸(タコ糸でもビニール糸でも何でもいいです、そこそこ強いやつ)
⑤クリップ
そして使う工具は2つだけ。
・カッターナイフ
・桐(キリ)、穴空けられるものなら何でも
ステップ1 土台製作
まずはペットボトルの首近くをカッターナイフで3辺だけ切っちゃいます。
「首の皮一枚」状態にしてあげてください。
今後この繋がってる面を「首皮1枚側」と呼びますw
男子たるものカッターナイフで指切って成長していくもの。刃物の取り扱いに注意。
ステップ2 動力伝達系統の取り付け
切り口が開いている側(首皮一枚の反対側)の面に沿って、竹串を通していきます。
桐(きり)を使って穴を開けて、そこに竹串を通すだけ。
竹串の間隔は輪ゴムを少しばかり引っ張った時の長さです。
ステップ3 罠餌の製作
ペットボトルの底部分で、首皮1枚側の中央にやはり桐(きり)で穴を開けます。
クリップの外側部分を90度曲げて、開けた穴にボトルの内側から通します。
このクリップには獲物を呼び寄せるための餌を付けます。画像で言うとピンクの紙が餌。
肉か何か刺しておけばいいと思う。
ステップ4 罠の固定
適当な長さに切った糸の一方の端に輪を作り、これを先程のクリップの突起部分に通して固定。
反対側は上の写真のようにペットボトルの口部分から通して、内側から引っ張ります。
ペットボトルの首が90度開く状態まで糸を引っ張り、その状態でキャップをすることで固定します。
ステップ5 動力の追加
今回のトラップの動力源となる輪ゴムを、竹串に通します。
もう原理は見えますよね。
獲物が餌を引っ張る→押さえている紐の輪からクリップが抜ける→ゴムの力で蓋が閉まる。
水中で魚を狙う場合はボトル全体に穴を開けておくと水の流れが良くなり蓋がちゃんと閉まりやすいです。
ステップ6 トリガーの微調整
トラップの発動部分である餌のクリップは、
あと1mm引っ張ると押さえている糸が外れる!って部分まで予め引っ張っておく。
これで獲物が餌に触れた瞬間にトラップが発動しますね!
さぁおまいら、今すぐにペットボトルを用意するんだ!
あとあれだ、事故が起きることもあるから間違っても自分のハムスターで実験とかするな。
デカい魚を狙いたいのであればペットボトルを何個か繋げて長い罠にしたら、
もしかするとウナギの捕獲だって夢じゃないのかもしれない。やったことはないがな。
・・・すげぇ無駄な知識だけどもし無人島に漂着するようなことがあったら思い出してください。
ネズミは世界全土に生息しているわけですし、きっと貴重なタンパク源になる(`・ω・´)