写真整理アドバイザーのカオルPこと西塔カオル(さいとうかおる)です。
※本記事は2019年11月24日に公開したものですが、新しい情報を追記しその他の部分も修正して2021年4月1日に再度公開いたしました。

Googleフォトが2021年6月から有料化するというニュースはもうお聞きですよね。

え!?聞いてない?

そんな方は、こちらの記事がとても分かりやすいです。


何となく永遠に無料で使えるのではないか?と、勝手に思ってしまいがちなgoogleフォト。
そこに写真を預ける以上、サービス提供をしているGoogleの利用規定に左右されるということは是非理解しておきましょう。
今日はGoogleフォトを使う上で知っておいた方が良いことをお伝えします。

 

Googleがドライブから画像を削除することがある?

少し前になりますが、こんな記事がありました(2019.11.24 Yahoo!ニュース)。

  • Googleがユーザーデータを児童ポルノと誤判定して勝手に削除から見るGAFA対策の困難(現在リンク切れのためニュース記事本文は見ることが出来ません)

バックアップに便利だからと迷いなく使っていたGoogleフォト(以下Googleドライブ)。
Google側に勝手に写真を削除されるなんて思ってもみないですよね。
 

Googleが提供しているGoogleドライブは当然ながら、
Googleの利用規約にのっとって運用されているわけです。

それに違反していると見られた場合、それなりの措置をとられても仕方がない。

こんな記事もあります(2014.8.6 Sankei BiZ)

 

その画像が一個人の家族写真なのかポルノ画像なのかという判定は、
人の目による監視ではなくAI技術などを使ったものなのでしょう。
だとしても
GoogleドライブにあるものやGmailでやり取りされている画像が監視下にあるということはいえそうです。

「写真をドライブから勝手に削除した」というのも機械的な対応だとしても、
誤判定されて思いもよらず、写真を失うということはあると思っていて良いでしょう
(技術の向上で誤判定は減るかもしれませんが)。
 

クラウドには利用規定があり、規定が変更されることも

どこのクラウドでもそうですが、利用規約はありますし、

サービス内容が変わる可能性も十分にあります。

 

写真整理アドバイザー的には、大事な写真データを管理する場合、

データは二箇所以上(+クラウド)としています。

ここでいう(+クラウド)は、あくまで補足的な意味合いで考えていただくのが良いです。

 

ローカル(手元)においていたデータが災害や事故などで壊れても、

クラウドに残っていたから良かった・・・くらいに。
クラウドバックアップを過信するのではなく、完全ではないけど保険みたいな感じです。

(その保険に保証がないわけですけれどね)

 

その他SNSも同じこと

LINEのアルバムやFacebookにあげている写真なども、いってみればクラウドです。

それもサービス提供側の意向で、解像度はどんどん下げられていくでしょうし、ずーっと保存してくれているという保証はどこにもないんですよ。

 

大事なものは大事に扱う

写真は今、一人が扱っているデータ(枚数)が膨大になりすぎています。
残していくべき写真とそうでもない写真がごちゃ混ぜの状態です。
仕分けもよく分からないし、なんだか自動に勝手にクラウドにいっている・・・という状態なのではないでしょうか?

大事な写真、後々まで残して伝えたい思いのある写真、
そういったものは本当は大事に扱うべきなのです。

その方法はとても簡単で「プリントするだけ」なんですけれどね。
すぐにはなかなか出来ないということもあるでしょうから、
ひとまず、家族で共有する写真データは、手元に置くことから考えてみるのはいかがでしょうか?
写真専用のドライブ「おもいでばこ」はとても便利ですよ。