※2017年5月2日に公開した記事ですが、

新しい情報を追記しその他の部分も修正して2018年2月4日、2020年1月14日、4月15日に再度公開しました。

※2024年3月11日現在、
この記事の方法でなくとも簡単に出来る方法が当たり前になっているので、
検索でここに辿り着いた方は新記事をご覧ください。

 

 

「ましかくサイズ」の写真プリントをご存知ですか?

89mmの正方形のプリント。89mmはL版の短辺の長さです。

 

Instagramやアルバムサービス「ALBUS」の人気もあって認知があがってきました。

何より正方形は可愛い!というのが大きいようです。

縦横の向きを気にせずにアルバムに収納できるのも魅力です。

関連記事:ましかくプリントは収納にも良い

 

良いことらけの「ましかくプリント」ですが、デメリットもあります。
今日はそのデメリットとその解決策をご紹介します。

 

「ましかくプリント」のデメリット

それは、トリミング時に必要な部分が切れてしまう!こと。

 

画面で見えているのに、プリントにすると何故切れるか分かりますか?

よく分からない方が意外と多いので、補足します。

 

写真にも形があります。

その形が相似形でない限り、違う形にしてしまうと切られる部分が出てきます。

四角い写真を丸くするときは角が切られますよね。

長方形を正方形にする場合も同じ。切るしかないのです。

 

そんなわけで正方形に切り取ることで写真がなんだかキツキツになったり、

必要な部分までカットしなくてはいけない、ということが起きます。

 

ちなみに、切らずに無理やり正方形にするというのはこういうことです。

ヌメラちゃん、つぶれてしまいましたあせる


 

 

どうしても、ましかく専用アルバムに入れたいのに!

という時にはちょっと困ってしまいますよね。

ALBUSの提供しているアルバムはとっても素敵です。

 

 

切らずに「ましかくプリント」する方法

方法としては3つ。

  1. 最初から正方形で撮影する(もしくは意識して撮影する)
  2. 白フチをつけてプリントする
  3. 二枚に分ける

です。

 

1.最初から正方形で撮影する

については深く言及しません。

被写体によってサイズや縦横の向きが変わるのは仕方ないことだからです。

集合写真を正方形にしたいなら、組体操で富士山を作るとか

一列の人数を増やして列数を増やすとかになりますね。

 

2.白フチをつけてプリントする

富士フイルムのネットプリントサービスでは、ましかくプリントに白フチが付けられます。

画像はhttp://fujifilm.jp/netprint/wonderphoto/square-print/より

 

 

実はこの方法で、ましかくプリントでも切れずに済みます。

具体的にはこういうことです。
 

普通にましかくだと両脇の人が切れます。

 

下フチを選べば大丈夫。

 

広フチでもOK。
 
分かりますか?
 
紙自体は正方形ですが、プリント面が長方形になっているので、
元の写真と相似形が保てるのです。
 
写真面が小さくなるのが残念なので、そこは苦肉の策で次のアイデア↓
 

3.二枚に分ける

これは同じ写真を二枚プリントするということ。左側で1枚、右側で1枚という発想です。
例えばこんな写真(アルバム大使さん、ご協力すみません)。
 
左と右で分けました!
 
アルバムに並べていれるとこんな感じになるでしょうか。
分け方によっては左右の比率が変わりますし、中央部分が重なったりします。
この場合は人が切れないように分けたので、このようになりました。
 
いかがでしょうか?
 
納得のいくサイズや形に揃わないことはあります。
アルバムに合わせたいのか、被写体を綺麗に見せたいのか、
何を優先するかで考えてみてくださいね!
 

おまけ:フチ付プリントの話

上述2.の白フチプリントですが、多くのネットプリントサービスでは対応していないようです。
店頭の注文受付機(ワンダープリントステーション搭載)で注文してみてください。
またはあらかじめ、スマホアプリ側でフチをつけておくという手もあります。
コラージュアプリを使っても良いですし、
フチ付専門のPicFitter インスタ枠加工(iPhone)というアプリもあります(Android版はこちら)。
 
 
 

<出没情報>

星平日昼間はカメラのタカギ(足立区竹ノ塚)にいることが多いです。

 

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