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ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

OpenToonzは無料のアニメーション制作ソフト。

下記からダウンロードできます。

OpenToonz

 

ハッピーコンピューティングはプログラミングスクールを謳っていますが

子どもたちひとりひとりのやりたいこと、興味のあることを優先していますので

プログラミングとはちょっと違ったことをする子もいます。

とにかくコンピュータに触れて親しんで興味を持ってほしい。

もっと使いこなしたい、もっと知りたいという気持ちを育てたいです。

 

自らすすんでコンピュータと格闘しているのを、私が横からサポートし、道具とヒントと本を与えます。

 

というわけで

小学6年生の女の子と OpenToonz です。

Wordpressでウェブサイト制作を経験したり、GIMPで画像処理をしたりしてきましたが

次はアニメーション制作 です。

全然プログラミングはしていません (;^_^A

でもいいと思います。

「もっと使いこなしたい」 の気持ちが感じられるから。

 

横から私が

ベクター画像ってのは・・・

ラスター画像は・・・

とか言って、少しずつコンピュータの知識も増えるでしょう。

 


スタジオジブリでの実績もあるOpenToonz。

プロの現場でも使われるホンモノです。

私も使いこなしていません。

生徒さんと一緒に勉強です。

 

ひとまず本を注文しました。

 

工学社の本は子どもたちには難しいかもしれないけど

難しい本にチャレンジして挫折するのも、たくさん経験すればいいと思います。

読むべき本は尽きないし、一度挫折しても、数年後には読めるようになるかもしれない。

 

楽しいコンピュータと

たくさんの本に囲まれながら

めいっぱい学んでほしいなと思います。

 

何事もそうだと思いますが、特にプログラミングにおいてはシンプル・イズ・ベストです。

 
50年くらい前、機能てんこ盛りのMultics(マルティックス)というオペレーティングシステム(OS)がうまれました。
1つのMulticsでなんでもできる!そういうのを目指したそうです。
このMulticsは便利でしたが、Multicsそのものを作るのが大変でした。
やがてMulticsの開発に参加していたメンバーの一部が分離独立して別のOSを作りました。
Unics(ユニックス)、のちのUNIXです。
 
UNIXは「巨大なMulticsひとつで何でもこなそう!」 という考え方のアンチテーゼでした。
Multics のマルチ(複)に対するユニ(単)です。
搭載されているひとつひとつのコマンドは単機能で貧弱に見えました。
ですが、様々なコマンドを用意して組み合わせることで大きな仕事を達成しようと考えました。
 
Multics もかなり使われていたようですが、大成功を収めたのはUNIXでした。
現在、UNIXは様々な派生を生み出しながらいまだに進化中と言っていいでしょう。
 
大規模なシステムを作る時、UNIXの考え方はとても大切です。
ひとつひとつの部品を独立させてそれぞれ極力シンプルに作る。
シンプルな作りならミスを少なくできるし、たとえミスしたとしても発見が早く、なおすのも簡単です。

 
プログラミングを通して、ぜひシンプルに考える癖を身につけて欲しいなと思います。
 

若いうちは、それこそ小中学生のうちは

食い散らかすように片っ端から手を出してみるといいのではないかと思っています。

 

知識というのは狭い分野だけ掘り下げていってもなかなか頭に入りづらいものです。

 

幅広い分野の知見を拡げていくうちに意外な関連に気づく。

その関連から 「・・・ってことはこういうことなんじゃないか?」 という風に推論ができるようになる。

その推論から仮説を立てて実験する。

成功すれば 「やっぱり!ってことはこういうこともあるんじゃないか?!」 となるし

失敗すれば 「なぜ?どこが間違っていたのか・・・?」 となる。

そこまで行けば知識として定着しやすいでしょう。

 

下手に効率を求めないほうがいいと思います。
プログラミングに限らず、何かを学ぼうというなら時間がかかるのは当然です。

 

たくさん経験して、いろんな情報に触れ、土台を作りましょう。

失敗してもいいし、無駄に感じてもいい。

遠い将来、その無駄に思えた小さな記憶が、別の分野の何かと紐づき

とても重要な意味を持つものとして浮かび上がってくるかもしれない。

 

大学生くらいになれば、社会の役に立つことも求められたりするので

片っ端から手を出している時間がなくなります。

効率を求めるのはそれくらいの年齢になってからでいいのでは?と思います。

狭い領域を専門的に掘り下げるために、大学で専攻するといいです。

大学の教授が近道を教えてくれます。

 

ただ、受験に関しては、傾向と対策があるようにテクニックのようなものがあるから

効率よく学ぶのもいいのかなと思います。


というわけでハッピーコンピューティングは

効率よくアプリを作る、というやり方ではありません。

 

ScratchでARアプリを作ってみたりして、なんだか今風な成果が出ることもあるけど

先日は中学生3年生の子に古いCPU本 「はじめて読む8086」 を貸して

「難しかった!」という感想を引き出しました。それでいいんだと思っています。
 

 

またいつか再読しましょう!

次読むときはきっと、今よりも少し読み進むことができるでしょう。
 

そもそも名著と言われる本がある時点で効率がいいと言えますね。

さすがに駄作をおススメしたりはしませんが、それでもたとえば

自分で大きな本屋に行ってみて、片っ端から背表紙を眺め、

興味を持った本を一冊買って読んでみたらひどい本だった、という経験をしたとしても

それはそれで良し!良書を選ぶための目を養ったのだと、褒めてあげたいなと思います。