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ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

元システムエンジニアですとか元プログラマですとか

他人より少しコンピュータに詳しいですとか

仕事のため生活のために自分の強みをPRすると

さぞかしイマドキの社会をラクチンに生活しているのだろうと思われがちですが

それは間違いです。

 

プログラマの、システムを作る仕事には、多大なる時間や労力やお金などが費やされています。

効率化のための活動も、日々取り組まれていますが、プログラマの仕事というのは

いつまでたっても大変です。

30年も前の『人月の神話』という本に書かれています(笑)。「銀の弾はない

 


 

これはソフトウェアだけの話ではなくて

なにかモノを作ろうとか

事を起こそうとか

そういう仕事に取り組むときは

やはり同じように

時間や労力やお金が必要になるはずです。

 

プログラミング教育において子どもたちに伝えなければいけないことの中には

世の中を便利にしようとか、そういうキラキラした目標のようなものとか

Scratchがどうとかいうような技術的な知識とか

数学的思考とか論理的思考がどうとかこうとかいうことだけではなくて

 

何かを作ろう、成し遂げようと思うなら

根気もいる

我慢もいる

分からないことをひたすら、ひょっとしたらいつまでたっても答えが出ない問題も考え続けなきゃいけないかもしれないけど

それでもへこたれない強い気持ちが必要だよと

そういうものが含まれなければならないと思います。

 

これはプログラミング教育に限らず

教育全般において伝えなければいけないことでしょう。

 

私は教育学に関しては無学だし素人と言っていいですが

それでもプログラミング教育の仕事に携わる身として

しっかりと肝に銘じて、伝えるべきことを伝えていきたいと思っています。

 

子どもたちに『人月の神話』を読めとは言いませんが。

 

小学4年生の生徒さんがIQ KEYでコマ回し機を作りました。

 

 

モータは活用範囲が広く、使いこなすととても楽しいものだというのが伝わるといいなと思っています。


ハッピーコンピューティングは教室が広いので、こういった取り組みもしやすいです。

 

子どもが外で遊ばなくなった

テレビゲームや携帯ゲーム機のためだ

というのは極論だと思っています。
もちろんゲーム機が、子どもが外で遊ばなくなったことの一因ではあると思います。

外遊びだけでなくて

トランプだとかUNO、すごろく、オセロ、将棋、チェス、麻雀、花札、ドンジャラ・・・
そういう遊びも減ったように思います。

個人的にはそういう遊びの減少が大きな問題なんじゃないかと思っています。

 

実際にはそういったゲームは形を変えて

今はテレビゲームのひとつのアプリケーションプログラムとして遊ばれることもあると思います。

そうなると子どもたちはいとも簡単にやり直します。

まだ負けと決まっていなくても、負けそうならリセット。

先ほど負けた形と同じような不利な状態になったらリセット。

とても考えているようには見えません。

でたらめに手を打って、プログラム上の欠陥に当たることを祈り、運よく抜け道のような勝ち筋を見つけたら喜ぶ。

そういう遊び方をすることがあります。もはやゲームではなく、計画性のないダメなデバッグのようだと感じます。

 

デバッグはプログラマがやればいいと思います。

デタラメでなく計画的に効率よく。

プレイヤーはちゃんとゲームで遊びましょう。

子どもたちはゲームの遊び方を知らない。

ゲームはもっとよく考えて遊ぶものです。
 

昔は大人にも少しゆとりがあって、家で子どもとトランプをしたり将棋を打ったりする時間があった。

ルールだけでなく駆け引きとかコツとか考え方とか、そういうのを子どもたちに指導することができた。

今はそのゆとりがなく、代わりにプログラムが相手をしてくれる。そういう時代なんじゃないかと思っています。

そして生まれるのがでたらめなデバッガ―です。

 

ハッピーコンピューティングとしては、子どもたちにはできるだけ知的な活動に興味を持ってもらい

最良の道具であるコンピュータを使いこなしてほしいと思っています。

だから、アナログのゲームやパズルの本来の遊び方を大切に指導したいなと考えています。

すでに取り組みを始めているルービックキューブだけでなくて

いろいろなもの、たとえばトランプだとかルービックスネークだとかを取り入れていこうと考えています。