実践の対義語は理論。
経験の対義語は思弁。
実践・経験も、理論・思弁も、どちらも教育には必要なことと思います。
子どもたちを相手にする仕事をしていますし、そもそも二人の子の親でもあるし
教育ってどうしたもんだろうと考えることがよくあります。
大学生くらいにもなれば
ただただ経験を積み上げていくよりも
先人の経験や理屈を知り、自分のこれまでの経験と照らし合わせながら近道を通って先に進む。そういうのが有効ではないかと考えます。
つまり理論・思弁重視。
一方小中学生くらいでは、まだまだ自身の経験を積み上げるのが有効ではないかと思います。
片っ端から好奇心の赴くままに触れてみる。
あちこちで壁にぶつかって、その都度頭をひねって考える訓練をするといいのでは?
つまり実践・経験重視。
実践・経験について
ハッピーコンピューティングでは
できるだけいろいろなコンピューティング体験ができるように様々な取り組みをしています。
- パソコンを分解したり
- Spheroをプログラムで制御したり
- LeapMotionに触れたり
ひとくちにプログラミングと言っても、アプリケーション、組込みシステム、オペレーティングシステムなどなど幅広いジャンルがありますから、興味を持ったものから触れてみて経験を積み上げて欲しい。
だからハッピーコンピューティングには特定のカリキュラムがありません。自由に学んでいただきます。
一方、理論・思弁について
ハッピーコンピューティングとして子どもたちに伝えられるのは
パソコンの使い方やその仕組みとか、それを成り立たせている理屈です。
だからホワイトボードを多用して、基本の考え方を繰り返し繰り返し伝えます。
同じことを何度も何度も聞いてもらいます。
コンピュータに関することだけに限定されますが
- 経験を積み上げる
- 理屈にも触れる
どちらもハッピーコンピューティングでできるように
今後も様々な取り組みを工夫してまいります。