なぜ海外からの日本バッシングがやまないのか | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

最近ツィッターを使っている人が増えたのか、それとも活用されるようになったのか分かりませんが、私の海外からの視点の呟きが読んでくれる人が増えたようで、嬉しいですね~、という事でここのところは、よくツィッターで意見を行ったり、情報発信したりしています。

 
特に関心が寄せられたのが、日本の歴史問題を話すときの外国人の反応です。ダーウィンにはたくさんの国の人が住んでいますからサンプルが多い。そして私の活動の性質から歴史問題に話が展開することがあり、多少経験値を積んでいますから、うまくいったものをシェアしています。良かったらご参考にしていただければと思います。
 
『なぜ海外メディアが日本バッシングを止めないのか』
 
世界の歴史戦で日本は圧倒的不利なのです。日中韓が仲が悪いのは「日本が隣国を見下しているからです~」という泣きの戦略が功を奏し、日本はいじめの加害者、韓国は被害者といいポジションが定着。豪州ですら「キムチは辛いから苦手」「韓国車は故障が多いから買わない」と言っただけで差別主義者扱い。慰安婦問題で議論なんて夢のまた夢です。


日本=いじめの加害者、韓国=被害者というイメージを払拭しなければ議論さえ始まらない。しかし保守派は完璧な歴史的資料を用意することに奮闘、資料さえすれば、真実さえ知ってもらえれば、世界の世論は変わると思っています。
 
いや、資料はもちろん大事ですが、日本=悪と思っている欧米人に膨大な資料を突き付けたら、読んでもらえないどころか、歴史を修正しようとしている印象を強化するだけなのです。
 
先ず話を聞いてもらえる土壌を作るには、加害者ポジションからの脱却が必要です。それには海外在住の方、外国人と接する機会の多い方が経験から得た情報を取り入れながら、皆で戦略を練る必要があります。 慰安婦問題、旭日旗問題、南京大虐殺とそれぞれ対応が違うはず。それから国ごと、人種ごとにも同じ方法が通用するとは限りません。
 
それから気を付けたいのがただの歴史修正主義者、差別主義者に思われないよう発言に注意すること。 隣国に腹を立て悪口を言いたくなる気持ちはわかりますが、公のツィッターなどでやれば言質を取られ、日本=悪説を強化する材料に使われるだけです。愚痴りたかったら、自分の身の回りの人たちに愚痴ってみてはどうでしょう。もしかしたら同じように考えているかもしれませんし、自虐史どっぷりから脱却してくれるかもしれませんしね。
 
さて豪州在住の私が上手くいった例を二つご紹介します。
 
一つ目は南京大虐殺について。最近では中国に対する不信感が増しているので話を聞いてもらえるようになりました。南京大虐殺についてはごく簡単に、「30万人というのは、原爆二つに、東北で起こった大きなな地震と津波の犠牲者を合わせたより多い人を、人力だけで殺戮するのは無理では?」 と言うと「それはそうだなぁ」という反応が返ってきます。
 
その後に、疑問に思って”自ら”調べるときに資料があれば有効ですが、いきなり「あれは嘘だ、これが本当の資料だから読みなさい」と言ったら、「日本人が訳の分からん膨大な資料を見せつけて騙そうとしている!」と感じ、南京大虐殺について信じ込む結果になりますから、ここはぐっとこらえましょう。
 
順番として先ずはイメージ、それから資料です。加害者イメージを払しょくしない事には、話も聞いてもらえない。 それから欧米人に話すときに気を付けるべきことは「あいつらが嘘を言っているんだ!」と糾弾するのではなく、ソフトに「日本側の私たちの話も聞いてもらえませんか?」です。
 
 
それから相手国によって心に響く話し方も違います。
 
オーストラリア人というのは公平である事を何よりも重視しますので、フェアかどうかを問うてください。
 
「両方の意見を公平に聞いてくれませんか?」

米国人にとっては正義が大事のようですね。正しいかどうかが判断の基準ですので
 
「両方の意見を取り入れて正しい判断をしませんか?」
 
欧州は国民性が全然違うのでちょっとわからない、、、良いアイディアありましたらお知らせください。国ごと、人種ごと、宗教ごとに心を動かしやすいキーワードがあると思います。
 
さて二つ目は、いきなり第二次世界大戦の構造をを根底から覆す話なのですが、意外に成功体験が多い。
 
現在多くの西洋国家は大雑把に言うと、「ドイツ、イタリア、日本が悪い国で戦争を仕掛けた、しかしイタリアはギリギリのところで改心した」ぐらいの認識です。耳触りのいい話ではないですが、現状認識をしなければ解決策は見つからないですから、ここは一つ「西洋人はこう考えているんだ」と頭から飲み込んでください。
 
そのような人たちの中で他者の立場から物を見ることができる人がいれば、この方法を試してみると効果的。
 
「第二次世界大戦は、日本からしてみればあれば西洋人と東洋人(有色人種の戦いだったんだよ」

と言いますと

「え、なんだって、イタリアとドイツと同盟国だったじゃないか」

と言われますので

「あれはヨーロッパの方まで手が回らないからだよ、To let them keep busy in Europe」 とかなんとか言って
 
「日本の立場に立ってみて考えてくれませんか?日本とタイ以外は植民地だった、次は日本の番だと思うのは当然の事です」
 
と言いますと
 
「うーーーん、そんな風に考えたことは一度もなかったが一理あるかも。」とか「興味深い視点だ。」
 
と言う人が一定数います。
 
 
同様の切り口で、現地政府が発行した歴史編纂書に寄稿していますので、よかったら読んでみてくださいね。
 
 
 
 

ちなみにこちらの文章の内容で、オージーから抗議や反論を受けたことは今のところ一度もありません。皆様、特に豪州在住の方はお試しあれ~

 

 

それではいつも読んでいただきありがとうございます。

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