アボリジニのホームレスの人たちと共にアクセサリー作りを通じて経済活動をしようという、2ドルプロジェク進捗がありましたよ。
先ずシティでレストランを多数経営されているジェイソンさんが私に賛同してくれて、ノリノリで手伝ってくれました。相談に乗ってくれまして、まず始める場所は、シティにあるタマリンド公園が良いだろうと。なぜかというと現時点で沢山のホームレスの人たちがたむろし喧嘩なども多く困っている。そして、その隣には国会議員の事務所があり、その人は何とアボリジニの女性議員なのです。アクセサリー作りで経済活動という作戦にぴったり!
先ずはオフィスに行ってマッカーシー議員のスケジュールと担当者名を確認してきました。議員あてのメールにもジェイソンさんが下書きをしてくれましたよ。私の英語力が弱いというのもあるのでしょうが、それだけダーウィンの商売人の方々がこの問題を何とかしたいと思っている表れだと思います。
私はそれに写真をつけて出しましたよ。気合を入れて書いたメッセージですが、返事が来ない。それはそうです、国会議員ですから忙しい。
という事で、今度はその公園に行き、実際にアクセサリー作りを始めてみることに。
しかし前回の州議会議事堂の前の公園とは違い、ここはすでに酔っぱらっている人達が多い。アクセサリー作りを始めても、お金はいくらくれるの?一つにつき20ドルくれ、などと言われなかなか苦戦しておりました。こりゃ手ごわいな、どうしたものかと思っていたら、なんと!
マッカーシー議員が目の前を横切っていくではありませんか!
そこで、作りかけのブレスレットをもち、追いかけました。呼びかけて、簡単に自己紹介して、プロジェクトの説明をしましたら、ちょっと驚かれている様子でしたが、大体の趣旨(アクセサリー作りでアボリジニのホームレス救済)という事は伝わったようで、「あら、いいわね~、あなたの連絡先をもらえるかしら」とのこと。喜んで連絡先を渡してお別れしました、もっと話したかったけれどお忙しそうでしたからね。
それにしてもすごい偶然です。マッカーシー議員は国会議員ですからキャンベラや北部準州のあちらこちらに赴き、なかなかダーウィンには来られないのです。私も今回初めてお会いしました。その彼女に、アボリジニの人たちとのアクセサリー作り真っ最中に出会うとはすごい偶然です、いや引き寄せです。
それでまた公園に戻り、作りかけのブレスレットをアボリジニのサラさんと仕上げて、事務所に届けましたよ。
私はかなり必死、なんとか作ってもらいました。
写真の真ん中に小さく見える、赤・黄色・黒、アボリジニカラーのブレスレットを渡したのです。
さてこのプレゼントが効果を発揮するのか!?
皆さまWish me luck, 幸運を祈って下さいませ。
今度は何故私がアボリジニの人たちの貧困問題に関わろうと思ったのかを書きますね。これは日本人だけでなく移民、難民全体に関わってくると思っていますので、在豪邦人の方々にも関りがあります。そう、つまり私たち移民がオーストラリアでの快適な暮らしを享受しているのはアボリジニの人たちのお陰でもあるのです。そのことはまた今度~
それではいつも読んでいただきありがとうございます。