何事もつながっている!SFのような伏線が、、、、 | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

1936年にダーウィンで作られた海王丸の石碑と、現海王丸船長の対面をお手伝いすることになったのですが、これには実は伏線がありました。

 

海王丸がダーウィンにやってくる一週間前、マラック・マーケットプレイスで折り紙を教えていると、以前ダーウィンの日本人墓地の調査のお手伝いをしたジェーンさんがやってきました。その時の様子はこちらの記事に、ダーウィン日本人墓地墓石名データ化プロジェクト。 彼女とお会いするのは2-3年ぶりぐらいでしょうか。嬉しそうに本を持ってきてくれて、これは「あなたのために買っておいたのよ!著者のサインもあるから」と一冊の本を渡されました。

 

 
 

 

本のタイトルは「沈黙の真珠、サイレント・パールズ」。ダーウィンにある日系人のお墓について調べている、ジョン・ラムさん。そうあのラムさんです、私に海王丸の石碑があるかどうか中国人墓地に探しに行くように依頼してきた学者さんです。

 

その石碑は後日工事現場で見つかり、一時は中国寺に預けられていたのが、前市長のカトリーナ・フォン・リム氏が市役所で引き取ることになったのです。私はこの時はTBSの飯島さんと共に取材に入るという、なかなかずっとかかわりがあるのです。

 

 

さて、その日のマーケットのは折り紙ワークショップは盛況で子供たちがいっぱい!ジェーンさんとはあまり会話もできずにほんのお礼だけ言い、正直その後失念していたのです。

 

そして翌週には海王丸がやってきて、レセプションで船長さんたちに86年前に作られた石碑のことを話し、市役所を夜に訪問、後日改めて市役所へ戻り市長さんにご挨拶をする際に、私は何も資料がない。困った、、、、と思いふと思い浮かんだのが先日もらった本、沈黙の真珠!

 

{そうだ、ラム氏はこのことについても書いているかも?}と思い本をめくってみるとビンゴ!やはりありました!海王丸の記述と写真。

 

それで安心して、この本を持ちラジオ局と市役所へ海王丸の船長の同行しましたよ。

 

この話、驚くのが、墓石のデータ化のために墓地に行ったのは2015年7月、そしてこの本のサインをジェーンさんがもらったのは2015年の11月です。いつか私にに渡そう渡そうと思って4年近く持っていたのに、なんと海王丸の来る一週間前にマーケットに持ってきてくれたということ、驚きませんか。もちろんジェーンさんは海王丸が来ることは知らないので全くの偶然です。

サインの日付は2015年11月12日

 

やっぱり色々あちらの世界はつながっているのだなぁと感じますね。それから人の手伝いをしていると、いつか全然違う形で帰ってくるものなのだなとしみじみ思いました。ジェーンさんを動かしてマーケットに行く気にさせたのは、先代海王丸の乗組員なのだろうか、それともダーウィンの日本人墓地にいる人たちなのか、、、、私は日本人墓地の人たちだと思いました。やっぱりデータ化したお礼かなぁと。

 

 

私にとってはホントに不思議な体験だったのでぜひ聞いてもらいたかったのです。読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

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