アートというものは他人がどう思うかではなく、アートであると”自分自身”信ずることが一番重要である、ということをしみじみと実感してまいりました。
ダーウィンのアートギャラリーで始まったアート展示会のオープニングに行ってきました。
そのアートとはですね、瞑想です。瞑想がアートになるのか?と疑問に思われるでしょうが、なるのです!。4週間、ドームの中、誰とも話さず、ひたすらマントラを唱えて瞑想する、いう芸術作品です。タイトルは ‘Cocoon of Prayers’ Levin A Diatschenko 日本語に訳したら”祈りの繭”でしょうかね。
あ、あ、怪しいぃと思われるかもしれませんが、これは、オーストラリア政府がスポンサーになっているれっきとした展示会、アートエキシビションなのですよ。パフォーマーのレビン氏は、瞑想がメインのアーティストではなく、音楽や演劇、劇作家でもある多彩な方なのです。そして今回アートの形態として選んだのが瞑想ということなのです。それで、アートギャラリー一か月借り切って瞑想!すごい発想だなと。
この展示というかパフォーマンスにかかる金額はかなりのものとなるでしょうから、これをスポンサーしてもらうにはやはり、彼が心の底からアートだ!と思っていなければ、アートとして金銭的補助を受けることはできないだろうと思うのですよね。ということで思い込むことって大事だなと。
実際、レビンさんと撮影担当者の方がコクーンを作成しているときにほんの少しお会いしたのですが、その時には普通の人、いやちょっとヒッピーか仙人のような感じでした。。。。
しかし、オープニングで見かけたときには見違えるほどアーティストっぽくなっていました、というかわたくし実は、同一人物とは気が付きませんでしたもの。。。。
そんなアートパフォーマー、レビン氏の様子、興味ありますよね!? そんなあなたに朗報です、レビン氏の瞑想パフォーマンスの様子は常時こちらで見ることができます。360度カメラですから、マウスで操作して周囲も見渡せるという優れもの。
ライブストリームということは、私がこのギャラリーを訪ねて行ったら、ここに映るわけですよね~当たり前ですが、、、面白いなぁ。ていうか私も瞑想好きなので、コクーンの外で勝手に瞑想やっちゃいけないかなぁ、、、へへギャラリーに聞いてみようっと。もしかしたら端っこで瞑想してる私が見られるかもしれませんぞ!
ということで、ダーウィン外にお住まいの方はYOUTUBE 動画で、そしてダーウィンにお住まいの方はせっかくですのでParapにありますアートギャラリー、Northern Centre of Contemporary Artへ是非足をお運びください。
なんだかアートの世界もどんどん新しくなっていっていますね~ 私も折り紙とモダンアートを融合して何かできないか考え中です。