ダーウィンをオーストラリアのハブ空港にしよう | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

ダーウィンまたちょっと暗いニュースが入りましたので、タイトルは明るめにしましたよ~

 

その暗いニュースとは、、

Qantas, Jetstar slash flights to and from Darwin

カンタス航空とジェットスター、ダーウィン発着の国内線を削減

 

乗客数の減少により、オフシーズンの4月から6月の国内線をキャンセルするのだそうです。これはダーウィン市民にとっては大打撃、しかしもっとショックなのはノーザンテリトリー政府でしょうね。ターボチャージ・ツーリズムという政策に一億300万ドル、日本円にして80億円をかけて観光客誘致のプロモーションを行い、施設をアップグレードしたのに、、、、、、 それもNT政府の経済は破綻していますから、借金して観光への投資をした結果が、国内線キャンセル! む、む、無駄すぎる。。。

 

まぁ、海外からの観光客を中国に絞ったのがまずかったのでしょう、というのが私の分析です。中国からの直行便が就航した昨年7月のちょうどその時、米中経済戦争がはじまりましたからね~ 今現在もダーウィンにはChina Ready(中国を迎え入れる準備をしよう)という目的の補助金で作られた中国語の看板やメニューがたくさんあるのが物悲しい、、

 

また国内向けで失敗した大きな理由はというと、プロモーションに力を入れながら、肝心のサービス業の質が低かったのが原因かと。もともとダーウィンは気楽な土地柄が、日本のような至れり尽くせりのサービスは望めないのはわかっているのですが、しかし予約しているホテルの部屋が準備できていない、レストランを予約しているにも関わらずものすごく待たされる、などなどの話をここ数年頻繁に聞くようになりました。これでは顧客満足度は低いだろうな、、、と地元民としては心苦しく感じていたのです。

 

一市民ながらも思うのは、NT政府のやっていることは見当はずれ、そこにビジョンはあるのか?と問いたくなるなるわけですよ、例えば、、、

 

シティに空き店舗が多すぎる! → 観光地の写真で覆おう。

  (映像を見たい人はこちらの記事、ダーウィンがチャイナタウンに)

 

シティに全然人がいない、過疎化している → 壁に絵を描こう

   (ちゃんと写真を載せて紹介したいので、今度記事書きますが、気になる人はDarwin Street Art Festivalでググってください)

 

こんな感じでいつも行き当たりばったりだなぁと思うのです。

 

そんな偉そうなことを言っておまえはビジョンはあるのか?と言われるかと思いますが、それがあるんですよ!!聞いてくださいな♥

 

そのビジョンとは、そう!ダーウィンをハブ空港にするのです! ダーウィンはですね、オーストラリアの国際線と国際線の乗り換え地点にピッタリの場所なんです。ここから豪州他州の主要都市(シドニー、メルボルン、アデレード、パース、ブリスベン)の距離が約4000キロ程度でほぼ同じ、飛行機で約4~5時間の距離なのです。

 

そしてなんと、ダーウィンからバリへは2.5時間、シンガポールには5時間、ベトナム5.5時間、マレーシア5.5時間, 日本の東京は7時間。ホントにダーウィンはアジアの玄関口、中継地点にピッタリなのです。

 

 

シンガポールのチャンギ空港はハブエアポートとして乗り換えがめいんですが、やはり皆さんせっかくだからという事でシンガポールでも観光や買い物をしていき、それが大きな経済活動となっています。ダーウィンの場合は買い物では太刀打ちできそうにないですが、その分自然が素晴らしい!東南アジアに行くついでに、カカドゥやリッチフイールドに行こうかしら、てなことになるわけです。

 

なんと荒唐無稽な、なんて思ったかもしれませんが、ダーウィンはシンガポールを手本にしようとしているのですよ。といっても同じ熱帯地方にある都市として、暑さ対策ですけれどね。

 

それで実験的に作られたのがこちらの巨大な屋根、またはツルに覆われる予定の日よけ、ですかね。

 

しかしこれ、50メートルと短いので車で通ると約10秒足らずで涼しさを感じることはできなかった、少なくとも私は。。。人通りも少ないので効果を感じている人もあんまりおらず、(というか、これ歩道が陰になってないし、、、)というわけで、評判は散々の巨大屋根ですが、NT政府は「これで雇用を作り出した」とどや顔で声明発表していましたが、そりゃこれを建設する人たちの給料が発生しただけで、この施設自体が何らかの経済効果を与えたという話は聞かない。対費用効果はどうなのか?という話ですよ。

 

それから火事があった場合には消火活動の妨げになるのではないか、という問題が出ていますっ。

Heat-reducing canopy will prevent firefighters accessing parts of Darwin CBD, report says

 

そして、この記事によると、建造にかかった費用は2.7Miilion 2百70万ドル、日本円にしたら二億円ですってよ~!!!!びっくりした、2.7ミリオンと聞いた時もびっくりしたけど、日本円に直したらたまげました。あれに二億円?建てるのに二億円?そんなはずないよね、きっとツタを育てるのにお金かかるのでしょうね、でも二億円?? いやいやそんなお金があるんだったら他に優先することはないのか~~~と叫びたくなる気持ちを抑えつつ、私のダーウィンハブ空港作戦♥をプッシュしていきます。

 

 

さてそこでお誘いです。

 

日本の投資家の皆様、ダーウィン空港をハブ空港化する作戦に乗りませんか?そ~ん~な夢物語、馬鹿らしくて付き合ってられない思うかもしれませんが、NT政府はダーウィン港という重要な港(実は軍港)を中国企業に売りましたよ港を抑えられちゃったから、空路はこちら陣営に残しておきたくはないでしょうか? 今NTの経済は非常に困窮していて、小売業はバタバタと倒産、人口流出も激しく、その上観光客が減るのは間違いない。この手詰まりの状況の時に「ダーウィン空港の共同開発を、、、」なんて持ち掛けたら、すぐ乗ってきそうですけど、どうでしょう~~~

 

今グーグルマップで見たら、ダーウィン空港の周りには空き地がいっぱい、スカスカです。チャンギ空港と同じ滑走路二本位余裕で作れそうです(三本目は軍用なのですって)

 

まぁ冗談半分、ダーウィンの不況への愚痴半分で書き始めたものの、地図を見たら現実感増してきて、もしかしたらダーウィンハブ空港作戦♥意外に行けるかも、、、という気になってきました。

 

ぜひとも皆様こちらの地図→ダーウィン空港をご覧になって、ダーウィンハブ空港を夢想してくださいませ~~

 

 

 

 

 

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