先日クロックピッチと言う投資誘致目的のイベントでプレゼンをしてきました。日本で言ったらマネーの虎、オーストラリアだとシャークタンク、と言えばわかりやすいでしょうか。
そこでプレゼンしたのは、アボリジニアートを日本に紹介するプロジェクト。与えられた時間は2分、質疑応答が3分。3名のジャッジが審査します。
実をいうと、私はプレゼン自体はそんなに嫌いではないのです。というか得意な方だと思います。特に少人数のグループで相手の態度を見ながらのプロモーションが自分のスタイルだと思います。こうやって納豆プロジェクトも広げていきましたからね~ (今は諸事情により中断していますが、もうすぐ再開します。期待してくださっている方々、お待ちくださいませ。ありがとうご会います。)
がしかしですね、私はこのステージで立つタイプのプレゼンは、はっきり言って苦手。まずもって私はネィティブではないので、不利。もともと話し方もゆっくりですから、他の人の半分の量しかしゃべれませんよ。
前日にリハーサルに行ったら、他の人たちの堂々としたしゃべりっぷりに圧倒されまして、「いや私には無理、絶対無理、なんでこんなことに申し込んじゃったのかしら、帰ろう、無理無理」と思いましたよ。
いやしかし、ここで帰ってしまっては、指導してくれたInnovation Hubの皆さんに悪いし、頑張った。
準備の様子
それでリハーサルしたら、自分でもはっきりわかるくらいポイントがずれてました。全然伝わらないよっ! 落ち込みましたね~~もう無理だ~と、とぼとぼ帰りながら、どうせ無理ならテンプレ(投資目的のプレゼンには決まった形が)なんて忘れて、自分の言いたいことだけを言おう!と腹をくくりました。それで、急遽また全とっかえ。
そして当日、応援してくれているオージーに見てもらったら、更に改良点が。ピッチ発表一時間前というのにまたプレゼン内容を変えて挑みました。いつもバタバタですよ。
結果はですね、、、、やはりだめでしたよ。しかしいいんです!自分なりに精一杯やりましたし、出来は悪くなかった(と思います)。
最終決戦まで残った人たちのを見ると、やはり具体的なビジネスモデル、特に商品構想と試作品があって、あとは生産開始する資金が必要である、というタイプの出場者ばかり勝ち残っていましたから、私のような、社会的貢献を重視しているものはちょっと場違いっぽかった。
しかしこの”ステージ上で2分限定”という最も苦手なタイプのプレゼンを経験しましたから、あとは自分の土俵であるところでプレゼンする機会をどんどん見つけていけばいいわけです。
なんて今は前向きに考えていますが、もちろん、プレゼン結果発表の後は落ち込みましたよ。ああやっぱりダメなのかも、、、、と。
しかしその直後、偶然にもキャンさん、ヒトミさんのお二人に構想を話す機会があり、「いいですね!!素晴らしい~」と言っていただき、早急に落ち込みから回復しました。やっぱり応援というのはありがたいものです >お二方ありがとうございました。
そして最後に。
このようなプレゼンスタイルは、オーストラリア人等西洋の国で育った人たちの方が得意だと思います。何より子供の頃から、発表、プレゼン、ディベート等人前で話す機会が多く、訓練されているわけです。だからと言って、全て避けていては何も始まらない。たまには自分の土俵ではないことが分かっていても出ていかなければならないこともあるわけです。そうすれば得るものも多い。私も今回の経験が何かの糧になると信じて、次につなげます。皆さんも頑張りましょう~
いつも応援ありがとうございます。
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