中国が世界に推し進める一帯一路、計画が破綻したり、地元の反発で難航したりしている中、ついにはヨーロッパでも締め出されつつあるというニュースが入ってきました。
EU(欧州連合)27加盟国の駐中国大使が「一帯一路」を厳しく糾弾:中国に利するように設計されている
「中国に利するように設計されている」と糾弾されていますが、そんなの最初から分かっていたことでしょうに。
中国系のビジネス関係者は、相手の都合などはあまり考えず、取れるところから取る!もらえるものは貰う!という姿勢の人が多いですから、小国が一国一国相手していたら、力技でむさぼり取られますから、EUとしてまとまればもしかしたら相互利益を考えた付き合いができるのかも、、、なんて甘いですかね^^
そんな中ここオーストラリアのダーウィン、さらに一帯一路をウェルカム、大歓迎中です。
7月にはOne Belt One Road 一帯一路カンフェランスが行われます、それも3日間と長丁場です。
主催は北部準州の豪中商工会議所ですが、協賛に北部準州政府ですし、ゲストスピーカーにもNTの政治家がどっさり。
北部準州は一帯一路の入り口としての役割を享受しているようです。もうすでに”一帯”の入り口であるダーウィン港は中国企業の手に渡りましたし、次は一路です。北部準州にはダーウィンを起点とするアデレードまで3000キロ続くオーストラリア縦断道路もありますからね。そしてその隣には南北縦断鉄道 The Ghan もあります。
ということで次に狙うのは、鉄道かなぁ
オーストラリアは車の移動が一般的で、鉄道は未発達。また、インドネシアみたいに中国が『豪州横断超高速鉄道を格安で作りますよ!」なんて言ってくるんじゃなかろうかとヒヤヒヤしています。。。
気になる方は一帯一路Conference へどうぞご参加くださいませ。いかに北部準州が『一帯一路推し』なのかを肌で感じていただけるかと思います。
7月10日から12日まで、Darwin Convention Centre で行われます。
いつも応援ありがとうございます。