最近では霊界も進化してテクノロジーを使うように | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

今日はちょっとスピリチュアル系の話です。信じるも信じないもあなた次第、スピリチュアルとか、霊とか、そういう話が嫌いな人はここで読むのはやめてくださいね^^ 

 

 

 

 

さてさて、ダーウィンというのはスピリチュアルスポットらしいのです。土地の形もエネルギーが強い(らしい)。パワーが強いというのは、Darwinに来られる”見える方感じる方”が皆さんおっしゃることです。

 

で、そんな土地で慰霊活動をしていると私にもいろいろとやってくるわけです。

 

最初のきっかけは、今住んでいる海に面しているアパートに引っ越してから。潜水艦伊124号の方々からだったと思うのですが、霊感がそんなに強くない私がメッセージをはっきり受け取りましたから、おそらく乗組員総出で念を送ってくれたのだろうと思います。しっかり受け止め、慰霊活動をはじめその後もいろいろと海からのメッセージを受け取っていたのです。ダーウィン港で亡くなった日本人の方は多いですからね~ しかしある時を境に海からはぱったり来なくなりました。

 

そしてその後ははるか遠くから思いもかけない方法でやってくるようになりました。

 

 

 

今年(2017年)の6月にDarwin Community Artsにて演劇を行ったのですが、私の企画が採用され脚本はタニヤさん(実はこの方元グリーンピースの活動家でした!!驚)、ナレーターは日本人のまりなさん、出演は地元ダーウィンのプロ、アマ俳優さんたちで、日本の戦争捕虜第一号 豊島一氏の演劇を行いました。

 

豊島一氏は大変劇的な人生を送られ、本などになっていて、とても簡単にはまとめられないのです。カウラの大脱走、 Cowra's break out の扇動ラッパを吹いた南忠男という名前で知られていますので、オーストラリア在住の方はご存知かもしれません。

 

 

なぜその南忠男こと、豊島一氏のことをダーウィンで劇にしようと思ったというと、彼のオーストラリア上陸の第一歩はここダーウィンでした。豊島一氏はメルビル島に墜落し、アボリジニ兵につかまり戦争捕虜になり、カウラ収容所に送られ自決したのです。

 

カウラの大脱走は自由になる望みなどなく、ただただ戦いで命を落とすという目的のために行われた自殺行為的脱走でした。日本人的(というか日本人しか行わないであろう)発想の脱走はのちの人々の興味を引き、劇や映画にもなりました。しかしこの豊島一氏のダーウィンでの経験はあまり知られていないのです、企画を持ち掛けたのでした。

さて、プロデューサーは大いに興味を持ち、また地元ダーウィンの人たちも手弁当で練習に衣装合わせ、リハーサルと行ってだんだんと大掛かりになってきて、もちろん嬉しいし有難くてたまらないのですが、同時にだんだんと不安がこみ上げてきました。

ご遺族のほうは大丈夫のようでしたが、あとはご本人、豊島一氏の気持ちです。

 

本番前日に「豊島一氏はどのように思っているのだろうか?」と問いかけてみるものの、豊島氏がどちらにいるのかわからない。海にいるのか地上にいるのか、それとも故郷にお帰りなのか(まさかね!)と思いながら、とりあえず全方向に向けて質問を送っておきました、がしかし返事はない。

 

ただ一つだけわかったことが「豊島一氏は捕虜になった時にも、脱走するときも、自分のするべきことを全力でやった人である」という事は常々感じていましたので、私もそうしようと。そうすれば、大丈夫だろう、という強い自信が沸き起こってまいりましたので、「よし明日は大成功!」と思い当日本番に向かったわけなのです。

こちらが舞台のチラシ 6月18日夕方6時公演

 


18日の朝、最後のリハーサル中のことです、携帯にメッセージが。

 

ホテルの予約確認のメッセージ。間違いメッセージだろうと思い、良く良く確認してみるとホテルの宿泊予約のお知らせです。

 

 

 

 

ホテルの名前は Cowra Services Club Motel,

 

カウラからのメッセージです。。

 

 

 

カウラというのはとても小さい街で、ホテルも数件しかありません。

 

8月5日には命日という事で慰霊式が執り行われますし、9月は桜まつりがありますが、7月は真冬のオフシーズン、こんな閑散とした時期にカウラに泊まる人なんてすごく少ない!

 

そんなメッセージが間違って”カウラで亡くなった豊島一さんの舞台のリハーサル中”に届くなんて、絶対偶然ではない!!と強く強く確信しましたよ。

 

豊島一さん、「舞台化してOK」いうメッセージをくれたんですね~~心強かったですよ、安心しました、そして感動しました!

 

 

しかし、リハーサルに本番と続くので悠長に感傷に浸っている暇もなく、劇は行われました。私も裏方で参加です。

 

 




劇も終わり、ようやく一息ついてから考えたのが、このメッセージカウラから送られてきた理由。カウラから、という事は豊島一さんの魂はいまだ南忠雄としてカウラにいらっしゃるのだろう、と言うのは間違いない。 以前から『カウラの突撃ラッパーゼロ戦パイロットはなぜ死んだか』を読んでそう感じていたのでした。

 

それでここからは私の解釈です。間違っているかもしれませんので、話半分にしてお聞きくださいね。

 

豊島は名前をダーウィンの南にあるティーウィ諸島で捕虜になった時に、南忠男に変えたました。豊島一の名前は捨てたのです。カウラブレイクアウトで亡くなった時にも南忠男として名前の通り”南の島で国に忠誠を尽くして死ぬ”ということを決めたのでしょう。

 

しかしながら戦後70年以上たち、カウラには日本庭園が造られ日豪和平の地となり、彼らの行った自決行為の意義もあるものとなった。もうそろそろお役目御免で、南忠男から豊島一に戻って故郷の香川に戻りたいと思われているのではないか。

 

 

「故郷に帰りたい」

これが私の受け取ったメッセージの私なりの解釈です。

 

しかし南忠男さんもしかしたら日本に帰れずに未だオーストラリアを出られないのだろうと。なぜならまだ偽名のままだからです。南忠男のままでは故郷に帰っても誰も分からないから。



故郷に帰るにはゼロ戦が落ちたメルビル島で供養をして、本名の豊島一に戻してあげてからならば香川に戻してあげられるとおもうのですが、皆さんどう思われますか?どなたかこのようなお話に詳しい人がいらっしゃたらアドバイスを是非、それからスピリチュアル系の話も大歓迎です。。

 

 

 

 

 

それから劇についての報告も。公演はとても好意的に受け止められましたよ。脚本家はありがたいことに、当時敵国であった日本の兵士の視線から脚本を書いてくれました。「ダーウィンの街が小さすぎて爆弾を落とすのにためらった」などの、日本人が書いては言い訳がましくなってしまいかけなかった心情描写も入れてくれたのです。なんとまぁ「戦場訓」なども調べてくれて、朗読で挿入、オーストラリア人にとっては興味深いものとなったと思います。
 
今度は朗読劇より更にパワーアップして劇、または映画化なんて出来たらいいなぁと思っています。

 

 

それでは

いつも応援ありがとうございます。