”日本料理の調理技術が、オーストラリアのバラマンディ養殖会社に受け継がれました” | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

ダーウィンを州都とする北部準州、人口は少ないですが広大な土地がほとんどまだ開発されていない未開の地、いえいえ壮大な可能性を秘めたところなのです。

 

その北部準州の開発に日本政府の農林水産省が乗り出してくれました。今年の一月には政府間の覚書も交わし、いよいよ本格的になってきており、今回はなんとシドニーから料理研究家で「日本食普及の親善大使」の出倉秀男氏が来られましたよ

 

 

この方です。日豪プレスの記事でお顔は拝見していましたから、すぐにわかりましたよ。

今回の視察の目的は養殖バラマンディの品質チェックと、豪州国内や海外、または日本へ輸出できるかの実験です。これは地元のテレビでも取り上げられるなど話題に。

 

州の大臣がフォークで刺身を食べているのは、ここが養殖場だからです(お箸はなかった)。そして面白いのが、この養殖場、ダーウィンから40キロほど離れた内陸にあるハンプティ・ドゥーにあるのです。陸地に魚の養殖場を作るなんて、ものすごいチャレンジャーですよ。最初に始めたときには「頭がおかしい」と思われていたそうですが、ようやく認められて、今では日本政府の視察団が訪れるほどになったのです。という事で養殖場の方々の顔の誇らしげなこと^^ 見ていてうれしくなりますね。

 

しかし彼らは養殖はプロでも、料理は全くの素人です。一流のシェフに活〆を教えてもらったのですから、きっとこれからダーウィンで出てくるバラマンディの味もアップすること間違いないでしょう。
 

日本の調理技術継承が現地でどれほど歓迎されたかは、養殖場に同行されたゆりさんのブログをご覧くださいませ。(まさか今までそんな形で出荷されているとは、、、)

 

 

このゆりさんもまたまたすごい方なんですね。和食をオーストラリアに広めようとして起業したのだそうですよ、なんという壮大な目標!そして度胸がありますよ。しかし、これこそが今オーストラリアに求められているものなのです。だって、オーストラリアでの和食の人気はすごいですし、和食の作り方を知りたい人は山のようにいるけれども正しい情報はなかなか伝わっていないし、和食料理人ともいえないような外国人日本料理シェフがわんさかいるし、和食の定義もあいまいになりつつあるし、、、、

ということでゆりさんに課せられた課題は山積みだと思いますが、頑張っていただきたい。本当は国策としてやるべきところを個人で先駆者としてやっているので頭が下がりますが、それをビジネスとしてやっているわけですから、学ぶところがいっぱいです。

 

そして出来ればですね、、ついでに和食未開の地であるダーウィンのほうにも少し手を広げてもらいたい、、、、なんてことを密かに期待しているわけです。和食はアートですからね!コラボ可能です!

 

 

パワーのある方たちにたくさん合ったので書きたいことがいっぱいです、はは^^。  一流の料理人である出倉氏に、恐れ多くも”手作り納豆サンドイッチ”を食べさせた話は、次の記事で。

 

 

 

 

それでは

いつも応援ありがとうございます。