いつも"あの子達"のために

温かい応援ご支援ご協力をありがとうございます

 

昨晩の大きな地震、「皆さま」は大丈夫でしたか?

我が家の猫さまたちはしばらく怯えていましたが、その後は落ち着いていました

 

ただ…我が家があるエリアが停電となり

街燈も信号も何もかもが消え真っ暗で

眠らない東京の町"あの子達"がいる福島・被災地のようになり

恐怖よりも悲しみがこみ上げてしまいました

 

ある日、突然、灯りが消え

今まであった当たり前が

当たり前ではなくなってしまう

 

昨晩の大地震は

3.11大地震原発事故

経験した恐怖から学んだ事を忘れかけている私たちへの

戒めだったように感じました

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

本日の投稿は

昨日upしました3月11日の活動報告(その1)の続きです

 

 

この日は平日と言うこともあり福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)では大型トラックが忙しなく行き交い、あちこちで解体や除染などをしている作業員さんがいて、更に3月11日でだったこともあり一時帰宅している被災者さんの姿もありました。

 

 

そのため福島・被災地全体が日曜とは違い騒めいていて

午後2時46分黙祷時にはサイレンが鳴り響き

 

 

暖かい日でしたがこんなに騒がしかったら

"あの子達"は警戒して姿を見せてくれないだろうと思っていましたし

実際どこの給餌ポイントでも目撃することはありませんでした、が

 

解体が決定した給餌ポイント

座り込んで定点カメラの画像確認をしていて

確認が終ったので立ち上がり振り向くと…

 

 

三毛猫さん」がいて

お互いにあまりにも驚いたので固まり見つめあってしまいました

 

 

その後、一旦は逃げてしまいましたが

お腹が空いていたのでしょう

少し離れた場所で私がいなくなるのを待っていました

 

▲定点カメラに写っていた三毛猫さんの画像

 

この「三毛猫さん」は

 

解体が決定したこの給餌ポイントに来ている子で

一番早く保護したい(しなければ)と思っていた子でした

 

だけど

 

この給餌ポイントに来ているのは、少なくとも4匹で

警戒心が強くて賢いと言われているこの「三毛猫さん」が含まれていて

妊娠しているかもと思える動画が残されていたので…

 

▲心なしかお腹がふっくらしているように感じる「三毛猫さん」(定点カメラ撮影)

 

この給餌ポイントに来ている子を

取りこぼしなく保護するために何匹来ていて

誰が何回何時ごろに食べに来ているのか

 

この「三毛猫さん」が

妊娠OR出産しているのか

お腹とおっぱいの確認をするために

 

定点カメラの台数を増やし

色々なアングルで撮影をし調査を始めたばかりでした

 

 

だけど、今、一番早く保護をしたい三毛猫さん」が目の前にいる

 

どうしよう、どうしよう、どうしよう

 

授乳中でないなら

今すぐ保護してあげたい

 

でも、もし授乳中なら

赤ちゃん達を見捨てることなんてできないから

保護は出来ない

 

一旦保護して確認して授乳中だったらリリース?

 

ありえない

三毛猫さんは警戒心が強いから

2度と捕獲器にはいってくれないだろうから

 

でも、早く保護しないと

この給餌ポイントは解体されてしまう

 

どうしよう、どうしよう、どうしよう

 

とにかくお腹(おっぱい)を確認しようと

高い場所に置いた「ウェットフード」を食べ始めた「三毛猫さん」のお腹を

地面に這いつくばって見たもののよくわからず

 

でも有難いことに

未だ未だ食べたそうにしていたので、次は

離れていてもお腹が見える場所にウェットフード」と「焼きがつお」を置くと…

 

 

よし、おっぱい(乳首)は見えない

(画像を何度も拡大して確認しました)

 

はっきりと確認は出来ないけれど授乳中ではないと判断

あとは「猫神さま」に託すことにし捕獲器を設置しました

(保護すべきか保護するべきではないかを)

 

 

警戒心が強いのでしょう

三毛猫さん」は、なかなか踏板を踏んでくれませんでした

でも、暫くすると…

 

 

急いでおっぱいを確認すると

 

 

よかった!

授乳中ではありませんでした

 

 

よく頑張ったね、もう大丈夫だから

食べる事も、眠ることも、生きる事も

これからは何も心配する事はないから、幸せになれるからね

 

 

捕獲器から搬送用ケージに移った「三毛猫さん」は

恐怖で興奮しかなり暴れていましたが

この日保護出来て本当に良かったと思いました

 

 

三角形の顔、尖った背中

折れそうなほどに瘦せ細った体に汚れた被毛

ギリギリ生きていた体をしていました

 

解体が決まってしまった給餌ポイントに来ていて

この日保護出来なかったら間に合わせなったかもしれない

命の猶予があまり残されていない警戒心の強い三毛猫さんを

福島原発事故から11年の節目となる3月11日に保護

何かの力が守り助けてくれたように感じました

 

そんな不思議な力により守られ保護出来た子なので

 

今まで使わず大切にしていた
お名前「
さくら」を
この「
三毛猫さん」の仮名にしました

 

 

東北の長くて厳しい冬の終わりを告げるのが、『さくら』

その長くて厳しい冬と

この子の苦しかった猫生が重なったので

今までの苦しみに終わりを告げられ

これからは、温かな優しさと愛に守られた幸せしかない猫生を願い

この「三毛猫さん」の仮名は「さくら」としました

 

 

現在、保護っ子さんの受け入れ先がいっぱいなので「さくらちゃん」は我が家で家猫レッスンをしてもらうことになりますが、その前に初期医療処置をするため今回も「Hさんご夫妻」が動物病院に連れていって下さることになりました

 

そのため、この日の活動を終えたその足で横浜のHさんのお宅まで、日付が変わった12日の午前3時過ぎになってしまいましたがお届けに伺いました

 

▲寝ずに待っていて下さった「Hママさん」とご対面する「さくらちゃん

 

いつもいつも活動のフォローをしてくださり今回も動物病院への搬送をして下さって

Hママさん」、「Hパパさん」、ありがとうございます!!

 

 

仮名さくら 

推定年齢1~2歳 エイズ・白血病共に陰性

■柄ー三毛、■瞳ーイエロー、■尻尾ー長くてまっすぐ

保護後、血液検査・避妊手術・ワクチン接種・キャリア検査・検便検尿・駆虫

シャンプーなど初期医療処置済

 

血液検査は、特に問題はありませんでしたが

体重が2.7キロしかなく小柄な子とは言えやはり瘦せていました

あと水分不足だったようで検尿結果、ph値が8.0でストルバイトが検出されました

 

さくらちゃん」は

応援ご支援ご協力して下さっている「皆さま」のお陰で

生き延び救われました、ありがとうございます!!

 

なお、「さくらちゃん」は震災後生まれのため

心身ともに落ち着きましたら里親さま募集をいたします

 

 

 

 

さくらちゃんが1日も早く元気を取り戻し

"ずっとの家族"と出逢え幸せになれますよう

応援をよろしくお願いいたします!!

 

 

 

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【お礼とご報告】

さくらちゃん」の初期医療処置費41,690円

心はいつも一緒基金」を使わせて頂きました。

 

 

心はいつも一緒基金」のお陰で

さくらちゃん」に十分な医療処置を施してあげられました

ご支援して下さった方々に

心より感謝申し上げます、ありがとうございます。

 

※「さくらちゃん」ですが

保護後に血尿なので療法食を食べて体質改善に努めています。

1か月前に保護した「ゆきみちゃん」が保護後ほぼ毎日通院していたのと

食べてくれるものを買い集め続いてさくらちゃん」も療法食など…

 

只今「医療費」と「飼育費」が思いのほか発生しており

更にガソリン代が高騰し4月1日からは高速代の値上げもあり

ますます活動続けるには厳しい状況となってしまいます。

 

 

引き続きご支援をして頂けると助かります

この活動が続け"あの子達"を助け

保護した子を健康に幸せにしてあげられるよう

何卒ご支援のご協力をお願いいたします。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

◆里親さま募集◆

 

必死に生き奇跡的に救われた(保護された)子達と

一緒に幸せになって下さる方を募集しています

 

 

里親さま募集中の猫さん情報は

コチラをご覧ください。

 

未来の「ママさん」「パパさん」からのご連絡をお待ちしております。

anokotachi@gmail.com

 

 

 

 


 

 

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