今回は、日曜日にどうしても外せない用事があったので福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)と夏井川氾濫決壊エリア(台風19号の被災地)での活動は、月曜日の27日にしました。
この日の福島・被災地は、スッキリとした秋晴れでススキが気持ちよさそうに風になびいていました。
秋の花々が咲き、葉は色づき
福島・被災地に
"11回目の秋"が来た事を知らせていました
柿の実は、一層膨らみ
食べ頃を迎えた熟した実も出てきました
木の実は"あの子達"は食べれませんが野生動物の大切な食糧になります
いつもは復興作業がお休みの日曜日に活動していますが、今回は月曜日の平日だったためあちこちで解体作業や除染作業がされていたので人目を気にしての活動となったので苦労しました。
※どこの給餌ポイントも家主さん(地権者さん)に給餌許可を頂いておりますが、原則誰にも知られないように活動して欲しいとお申し出いただいているので。
"あの子達"にいつもより1日長く待たせてしまっていたので急いで「美味しいご飯」を給餌をしていきました。
※寒さから身を守るために脂肪と体力をつけてもらうため多めに「美味しいご飯」を給餌していますが、今回はどの給餌ポイントも完食されていました。
今回も応援ご支援ご協力して下さっている「皆さま」のお陰で
福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)と
夏井川氾濫決壊エリア(台風19号の被災地)の
全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を無事に届け
"あの子達"の命を繋ぐ事が出来ました、ありがとうございます
「ふたばちゃん」と「ととちゃん」のお墓は、今回も無事でした。
※この２にゃんは、今まで苦しんできた分これからは安心て眠り成仏できるよう、私が福島・被災地に通っている限り毎回お墓参りは欠かすことなく見守ると誓った子達です。
◆◆◆ふたばちゃんのお墓◆◆◆
◆◆◆ととちゃんのお墓◆◆◆
この日は9月27日で
「エド君 (仮名タラちゃん)」の"2回目の命日"だったので
「エド君」を保護した場所に献花と祈りを捧げました。
昨日投稿した"2回の命日"を迎えた「エド君」の記事
「エド君」の命を繋いでいた給餌ポイントは
こんなジャングルの中にあり
その給餌ポイントにたどり着くまでに
木が刺さったり、草で顔を切ったり、蜘蛛の巣が絡んできたりと
数多くある給餌ポイントの中でここが一番危険な給餌ポイントでした
ここで「エド君」を保護したのは
今から7年前の2014年3月21日でした
何度も目撃していたけれど
緊急性が高い子の保護を優先していたので
「エド君」は保護を待たせていた子でした
▲保護前に目撃した「美味しいご飯」を待っていた「エド君」
やっと保護してあげられて安堵するも…
保護後の初期医療処置時の検査で
「エド君」は白血病キャリアだと判明しました
もっと早く保護してあげられていたら
白血病に感染しないで済んだのかもと悔やみ
里親さまとのご縁探しは困難になるかもと思うと心配し
保護を待たせてしまった事が申し訳なくて
「エド君」に何度も何度も詫びました
でも、「エド君」は
白血病キャリアも含め全てを受け入れ愛して下さる"ずっとの家族"と出逢え
幸せになってくれました
そして今から2年前の
2019年9月27日に「エド君」は永眠しました
保護された2014年3月21日から
お空に旅立った2019年9月27日までの、約5年半
「エド君」は、猫生の多くを「Uさん」と過ごし
福島・被災地での辛い思い出よりも
楽しくて幸せなUさんとの思い出をたくさん抱えお空に戻っていきました
今回活動した日が
その「エド君」の"2回目の命日"だったので
給餌していた建物は解体され更地になってしまいましたが
保護した場所に献花と祈りを捧げました
エド君がお空に還ってもう2年経つんだね
淋しいけれど嬉しいんだよ
だってね、誰にも知られずに命尽きていたかも知れないのに
エド君は「ママさん」と「パパさん」と
この活動を応援して下さっている沢山の方に想われ
いまも心の中で生き続けているんだから
エド君、生まれてきてくれて
「Uさん」と幸せになってくれて、ありがとう
お空から「Uさん」と仲間たちを見守っていてね
献花と祈りを捧げ終えると
今まで晴れていた空が雨雲に覆わたかと思ったら突然雨が降り始め
でも、直ぐに止み…
綺麗な虹が現れました
「エド君」は、明るい性格の子でしたから
ありがとうって言ってくれているように感じ
離れていても心はいつも一緒だよと虹に向い答え
嬉しくてすぐに「Uさん」に画像をメールしたら喜んでくれていました
9月に入ってから日増しに日が短くなり、真夏だと8時近くまで明るかったのに今では6時過ぎにはライトが必要になりました。
日が暮れると復興作業が終了し作業員さんがいなくなりますから、野生動物が活発化します。
でも、自動車のエンジン音が聞こえると隠れてしまうのでなかなか遭遇する事がないのですが…
この日は「ウリ坊」を5匹連れた
猪さんの親子に会いました
一瞬隠れようとしたのですが私が車を停めてじっとしていたら
安全だと判断してくれたのか
「ママ猪さん」が先頭で「ウリ坊」が連なり横断していきました
人間を信じちゃだめだよ
見つかったら、殺されちゃうよ
人間が来たら隠れないと駄目だよ
早く隠れて、早く逃げて
2011年3月11日に
人間が作った福島第一原発が暴れ
人間は逃げていき無人となった町に
この子達は、生まれ
ただ純粋に生きているだけなのに
行政(人間)に見つかると
捕まり殺されてしまう
この子達は、何も悪いことをしていないのに
人間は
なんて身勝手なんだろう
この子達が生き延びられるようにと祈り
福島・被災地を後にしました
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◆SOS◆
"あの子達"を救う活動に関わるご支援のお願い
現在、保護が続き
この約半年間だけでも15匹保護しております
その15匹の初期医療費だけでも高額になっていますが
未だこれからも「医療費」が発生しますし
未だ保護出来ていない子達を保護出来た場合は、更に「医療費」が…
福島に1回行くと高速代とガソリン代などで約25.000円かかりますから
活動費が厳しい状況になっていて
でも、また保護を待たせている子がいます
どうか、保護した子達に
十分な医療処置を施し健康に幸せにしてあげられるよう
未だ保護出来ていない"あの子達"を
保護して十分な医療処置を施してあげられるよう
ご支援のご協力
を何卒宜しくお願い致します。
ご無理のない範囲でご協力いただけると助かります。
何卒ご協力を宜しくお願い致します。
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