4月5日の活動報告の前に

本日は、未だでした3月29日の活動報告を先にさせて頂きます。

 

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29日に日付が変わり東京の自宅を出た段階で気温は2℃低温で、冷たい雨が途中であられになったりし、福島・被災地はどうなっているのかと不安な気持ちでハンドルを握り高速を走りました。

常磐道の水戸から先の道中では場所によっては積雪も見られたため、今回は活動自体が困難になるかもと覚悟すると同時に…

お腹が大きくなっている子がいると給餌ポイントの地権者さまから連絡があった「(地権者さま曰く) ブチ猫さん」を保護するつもりだったけど無理かもと気を落としました

 

 

今回も、先ずは夏井川氾濫決壊エリア (台風19号の被災地) で活動しました。

こちらの給餌ポイントには、確認できているだけで4匹の猫さんが来ているのですが、保護枠の関係で緊急性が高い場所の子を優先しなくてはならないため保護を待ってもらっています

ここも、いつまで給餌を続けられるか分からないから緊急性は高いのですが…(涙)

こちらで給餌などを終えた後は、急いで福島・被災地に向かいました。

 

福島・被災地は、雪が降っても海風で雪が飛ばされるので積雪はめったにないのに、この日は流石に積もっていました。

 

 

 

 

気温は早朝で0℃、日中でも最高気温が2℃

道路は、除雪or融けたのか雪は殆どありませんでしたが…

 

▲被災地にある有名な「桜のトンネル

 

▲垂れ桜の名刹「宝泉寺

 

▲先月に9年ぶりに運行が再開した「夜ノ森駅

 

▲「開花基準木」の桜も咲き始めていました

 

▲4/3に先行してご報告した被災地のとある小学校

 

▲「すずちゃん」と「もち丸くん」を保護した給餌ポイント

 

▲「神代くん」「早乙女ちゃん」「持田くん」「佐藤くん」「鈴木くん」を保護した場所

 

"紫音(仮名きこ)ちゃん・ファミリー"を保護した給餌ポイント

 

暖冬で既に20℃近くまでなっていたのに急に冬に戻ってしまった福島・被災地雪景色を見て、"あの子達"が心配になり身を案じ祈りながら急いで給餌をしていきました。

 

 

 

 

▲給餌ポイントに続く"あの子達"の足跡

皆さま」の想いに支えられ厳しい環境下でも頑張って生き抜いてくれています

 

今回も応援ご支援をして下さっている「皆さま」のお陰で

全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を届け

"あの子達"の命を繋ぐことが出来ました、ありがとうございます

 

この日は、夕方にとある給餌ポイントの地権者さま曰く「妊娠していると思われるブチ猫さん」を緊急保護するため、その給餌ポイントで待ち合わせをしていました

でも、待ち合わせ時間になり地権者さまは現れましたが、当の「ブチ猫さん」は現れず、地権者さま

 

今朝、ご飯あげに来たら姿は見せたんだけど

触らせてくれなかったのよ

 

猫さんはとても賢くて警戒心が強い生き物ですから、「ブチ猫さん」は今日保護されることを察知し朝から警戒していたようです。

更に雪が降り悪天候だからか、いつもは姿を見せる時間なのに姿を見せず。

 

でも、諦めずに待ち合わせした時はまだ薄っすらと明るかったので、しっかり日が暮れるまで待つことにし少し離れた場所に車を停め張り込みをしていると…

どっぷり日が暮れてから、1匹の「たぬきさん」がトコトコと迷いもなく地権者さまがご飯を上げている場所に現れ「ニャー」と鳴き始めました。

 

えー、この子、猫さんだったのと、驚きました

 

急いで地権者さまに確認すると驚くことに「たぬきさん」だと思っていた子は「猫さん」で、地権者さま曰く「ブチ猫さん」で今回保護したい子でした。

※自前に「ブチ猫さん」の写真を見せて欲しいとお願いしたら撮影はしていないとのことだったので、「ブチ猫さん」がどんな柄の子は確認できませんでした。

 

 

そして、無事にお腹が大きな

ブチ猫さん保護することが出来ました

命を落とす前に、出産する前に、間に合ってよかった !!

 

すぐに今回保護出来たら保護っ子預りボランティアさんになってくださる「Uさん」に電話を入れました。

Uさん」は、福島・被災地保護猫さん白血病キャリアだった「アル君」と「エド君」と「ウィンちゃん」を家族に迎え沢山の楽しい思い出を持たせ天国に見送ってくださった里親さまです。

 

エド君 (仮名タラちゃん)

2014年3月21日保護 2019年9月27日永眠

 

アル君 (仮名イクラちゃん)

2015年2月8日保護 2016年1月25日永眠

 

 

ウィンちゃん (仮名のぞみ)

2016年9月4日保護 2020年1月4日永眠

 

その「Uさん」は、今年の1月4日に「ウィンちゃん」が旅立ちお家に猫さんが1匹もいなくなってしまい…

3にゃんとの楽しい日々が懐かしく猫さんがいない生活が悲しくて、四十九日を過ぎたのを機にご縁があれば新たに猫さんをと検討されていらっしゃったので預りボランティアさんはどうかとお聞きしたら、即答でOKを下さったので「ブチ猫さん」をお願いすることにしていました。

 

で、写真がなく地権者さまから「ブチ猫さん」とだけお聞きしていた子がサビ猫さんだったことを「Uさん」に電話で告げるとやった!! 嬉しそうでした

ホッとしました、というのも「ウィンちゃん」を亡くしたばかりなので、預かる子が同じサビ猫さんだと抵抗を感じてしまうかもと少し心配だったので。

そして、そのエリアの子の仮名は宝石系にしていたのでそれを参考に仮名を考えて欲しいと依頼すると…

 

もう考えていました、「ひなた」と

 

これまた即答でお返事が(笑)

宝石系ではありませんが、「Uさん」がこの子を想いつけて下さったお名前なので「ブチ猫さん」は「ひなたちゃん」と命名させていただきました。

 

 

ひなたちゃん、よく頑張ったね

もう大丈夫だよ、幸せにしてあげるから

さあ、一緒に帰ろう合格

 

長くなってしまいましたので(その2) に続く

 

福島・被災地での活動に関わるご支援のお願いコチラをご覧ください。

 

 

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