(その1) の続きです。

 

 

この日、3月29日に無事に保護が出来た ひなたちゃん

 

 

この子は、猫さんだったんだ!!

 

ひなたちゃん」が、給餌ポイントに現れた姿を遠目で見た時に「たぬきさん」だと思ったていたから、驚きました

それと同時に、ここに設置していた定点カメラ以前に写っていた、この画像の主が「ひなたちゃん」だったんだと確信しました。

 

▲昨年の8月に定点カメラに写っていた「ひなたちゃん

 

猫さんにしては少し足が…で、色味と尻尾からして「たぬきさん」かもと思いましたが、気になったので画像は保存していました。

ひなたちゃん」は、この給餌ポイントに辿り着けたから生き抜くことが出来ていました

 

というのはこの給餌ポイントがあるこのエリアは、"あの子達"が最も多くいたのですが、建物がどこよりも早くしかも多く解体されてしまい次々と給餌ポイントが消えてしまいました

そのため、解体が進んでしまい行方不明になってしまった"あの子達"命を繋ぎ保護をしてあげるためにと、この場所の地権者さまに給餌と定点カメラの設置をさせて欲しいと懇願しなんとか許可を頂き昨年から場所の提供をして頂いていました。

 

ただここにある建物の縁の下には給餌が出来ず、周りは更地なので給餌ボックスを置く場所がなく、しかたなく茂みの中に給餌をさせていただくことになったのですが…

それでは、毎日確実に"あの子達"が「美味しいご飯」を食べることができない。

そこで「●●さん」に相談したところ、なんと毎日通い給餌をしてくださることに。

 

▲避難先から毎日通って給餌してくださっていた「●●さん

 

ひなたちゃん」は、ここの地権者さまと「●●さん」がいたから命を落とさずに、この日まで生きてこれたのです。

地権者さま、「●●さん」、ありがとうございました!!

 

そんなこともあり「●●さん」に「ひなたちゃん」と会っていただきたくて、保護したその足で「●●さん」のもとに向かい、「●●さん」の避難先のお宅で「ひなたちゃん」を捕獲器からケージに移させてもらいました

 

 

わぁ~、可愛いラブラブ

助けてもらえて良かったねぇ~音譜

●●さん」も喜んでくれていました

 

 

 

 

●●さん」にお礼をして、その後は、動物病院に連れて行って下さるHさんご夫妻」のお家がある神奈川県・横浜に向かいました。

 

福島・被災地からHさん宅まで約400キロで、「ひなたちゃん」は最初の一時間は絶叫していましたがその後は大人してくれていました。

サビ猫さんは賢いと言われていますが、「ひなたちゃん」も賢く度胸があり適応能力が高い猫さんだと感じました。

 

 

ひなたちゃん、よく頑張ったねぇ~

ご褒美のちゅ~るを召し上がれ音譜

 

到着したのは日付がかわった30日の午前1時でしたが

Hママさん」はお部屋を暖め待っていてくださり

長旅で疲れた「ひなたちゃん」にエナジーちゅ~るをあげて…

 

 

この子は、大丈夫 Hママさんは瞬時に見抜く

とケージの扉を開けてナデナデ

 

ひなたちゃん」は、地権者さま人馴れをしてくださっていたから

もともと触れる子ではありますが

それでも、どんなに人馴れしている子でも

人や環境が変われば最初は怯えたりするもんですが…

 

 

 

 

ケージから出してもらった「ひなたちゃん」は

尻尾がピーンで、スリスリしフレンドリーでしたえっ

 

▲私にも触らせてくれました恋の矢

 

まるで…アタチを助けてくれたんだ分かっているような姿でした

 

ただ…今までの経験上

最初から触らせてくれる性格が良くフレンドリーな子は

エイズや白血病キャリアの子が多かったので

もしかしたらキャリアかも不安が過りました

 

でも、その数時間後に病院にて初期医療処置をしていただい結果は

エイズ・白血病共に陰性でしたクラッカー

 

 

仮名ひなた ♀

エイズ・白血病共に陰性 推定年齢1~3歳

保護後、血液検査・検便・駆虫・爪切り済み

ワクチン接種とマンソンの駆虫と避妊手術はせず

体重は3.4キロしかなく心配しましたが、血液検査の結果、数値は問題なし

 

仮名は「ひなた

保護っ子預りボランティアさんになってくださった

Uさん」が名付けてくださいました

 

ひなたちゃん」は、エコー検査の結果やはり妊娠していました

赤ちゃんはたぶん4にゃんで、既に骨格も出来上がっていました

 

 

自身が生きていくだけでも困難な中で必死で生き

お腹の赤ちゃんを守ってきたママ猫の「ひなたちゃん」ですから

安心して最後の出産と育児をさせてあげたいと思います

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

住民が避難してしまった寂しい町

福島・被災地で生きてきた

名もなき猫さんだった「ひなたちゃん」は

 

この時点で

この活動を応援ご支援をしてくだっている「皆さま」と

給餌ポイントの地権者さま被災者の「●●さん」と

いつも"あの子達"に心を寄せて下さっている「Hさんご夫妻」と

保護っ子預りボランティアさんになってくださった「Uさん」に

守ってもらいました

 

生きているだけでも、奇跡なのに

素敵な方達と出逢えた、この"命のリレー"に奇跡を感じると共に

心より感謝を申し上げます

 

 

ひなたちゃんと赤ちゃん達が、元気に

そして、幸せになれますよう

力いっぱい応援を宜しくお願いいたしま~すニコニコ

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

【ご報告】ひなたちゃん」の初期医療処置費用は12,320円でした。

 

 

その費用は「心はいつも一緒基金」を使わせていただきました。

 

 

ご支援くださいました方々のお陰で

ひなたちゃんに十分な医療処置を施してあげられました

ありがとうございました

 

引き続きご無理のない範囲でご支援をして頂けると助かります

何卒よろしくお願いいたします。

 

 

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