今回は未明に東京を出る時には気温が8℃もあったので、今回は風は強いけれどさほど寒くはならないで済むだろうと高を括っていました。
しかし、福島に近づくにつれ気温が下がっていき暴風で車体が流されそうになり、夏井川氾濫決壊被害エリア(台風19号の被災地)に着くころには-1℃でその気温差に驚いてしまいました。
夏井川氾濫決壊被害エリアの給餌ポイントは野生動物に荒らされることもなく、「美味しいご飯」がしっかりと減り給餌しているボックスには"あの子達"の足跡が幾つも残されていました。
その足跡の主に会いたくて保護したいから日の出まで張り込みをしましたが姿を見てくれず。
仕方なくまた夜に訪れることにし、福島・被災地(福島第一原発の20キロ圏内)に急いで移動しました。
この日の福島・被災地(福島第一原発の20キロ圏内)は、朝までは真っ青な空で晴天でした。
でも、その後は雪雲に覆われ地鳴りが響くような暴風と時おり雪混じりの雨が降り、気温は6℃でしたが体感温度は氷点下で指先は痺れ耳や鼻が落ちてしまうのでは思うほどの寒さでした。
それでも、1月4日亡くなり2月21日に四十九日を迎えた「ウィンちゃん」の命を繋ぎ保護した場所の梅の花は、五分咲きでしたが咲いていました。
先週は蕾だったけど
可憐でいて力強く咲いている梅の花が「ウィンちゃん」の姿と重なりました
21日に四十九日を迎えた「ウィンちゃん」は天国に辿り着いたはずだから
今頃、尻尾を絡めて寝るほど仲良しの「エド君」と再会して喜んでいるのかな
そんな想いを馳せその場所を訪れたのですが…
「ウィンちゃん」が必死に生きてきたその場所には、今
生かすためではなく大型野生動物を殺すための罠が設置されているので
複雑な気持ちになってしまいました
大人でも4人は楽に入れるほどの大きな大きな罠です
まだ、罠をかけているんだ
Instagramにこの画像を投稿したところ、このようなコメントを頂戴したのですが
まだどころか…
福島・被災地では今まで以上に罠の数が増えているように感じます
なお、この罠は、復興税で購入していると聞いていますが
もし本当なら、私達の血税で殺しの道具を購入しないで欲しいと思います。
▲「キティーちゃん」を保護した給餌ポイントには
今回、春を告げる花の福寿草が咲いていました。
今回も「皆さま」のお陰で
全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を届け
"あの子達"の命を繋ぐことが出来ました、ありがとうございます。
とある給餌ポイントで見つけた梅の花
「美味しいご飯」を食べに来た"あの子達"の足跡で
「生きている証」です
今回は、この「パステルグレーはちわれさん」に会えました。
この子は、「被災者さん」から相談を受けた子で保護をしてあげたいのですがまだ状態はましなので、保護枠がないので緊急性の高い子の保護を優先しなくてはならないため泣く泣く保護を待ってもらっている子です。
でも、いつ姿を消してしまうか分からないのと、保護後の預り先が見つかりましたので近日中に保護を試みたいと思っています。
今回は、2月17日に永眠した「のんちゃん」の命を繋いていた給餌ポイント跡地に献花と祈りを捧げてきました。
昨日の投稿でお伝えしましたが、「のんちゃん」は福島第一原発の20キロ圏内が警戒区域に指定され閉鎖されていた時に、寄り添い必死に生きていた仔猫兄弟で気にかけていた子達でしたが、なかなか保護してあげられず…
▲たぶん「のんちゃん」
▲たぶん「のんちゃん」の兄弟の「ちーちゃん」
やっと保護出来たのは、2にゃんが大人になってからの2013年11月2日でした。
のんちゃん
ちーちゃん
一緒に保護出来た「のんちゃん」と「ちーちゃん」は、保護後も一緒に預りボランティアさんのもとで家猫レッスンをさせて頂き、その後里親会で「Sさん」と出逢え一緒に迎えて頂き幸せになりました。
その幸せがずっと続いてくれると信じていたのですが…
「のんちゃん」が、2月17日に永眠
福島・被災地に向かう準備をしていた22日から23日に変わる深夜に「のんちゃん」の訃報が入り知りました。
だから東京を出る時には手向けるお花を入手できず福島・被災地にはお花屋さんなどはないためホームセンターでしかお花が手に入らないので仏花を幾つか購入してアレンジし、「のんちゃん」の冥福を祈り保護した場所に献花をしました。
のんちゃん、保護を待たせてごめんね
でも、保護後も兄弟一緒に過ごせ
「Sさん」と出逢えちーちゃんと一緒に幸せになれたから
楽しい思い出がいっぱいだったよね
のんちゃん、生まれてきてくれて
幸せになってくれて、ありがとう
「Sさん」とちーちゃんと仲間達をお空から、見守っていてね
のんちゃん、安らかに…
福島・被災地は、朝から吹いていた暴風ですが
時間を追うにつれ更に強い風となり地鳴りのような音を立て吹き荒れてあちこちの道に折れた枝が落ちていて中には大木が倒れ、解体中の建物の足場が崩れ一部は吹き飛んでいたので、身の危険を感じました。
それでも奇跡を信じ夜中まで粘り、その後また夏井川氾濫決壊被害エリアに行き「美味しいご飯」の減り具合と定点カメラの画像の確認をしました。
「美味しいご飯」はしっかりと減り、定点カメラには3にゃんが写っていました
3にゃんとなると保護枠と時間とお金等の関係上いっきに保護は不可能ですが
何とかしてこの子達の追跡と保護も進めていきたいと思います。
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■福島・被災地の"あの子達"のための活動のご支援のお願いについては
お手数をおかけしますがこちらをご覧ください。
https://happycat-satuki.amebaownd.com/posts/1799625
■里親さま募集中の猫さん情報は、こちらをご覧ください。
https://happycat-satuki.amebaownd.com/
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