福島・被災地に関する活動報告や保護っ子さん関係のご報告が溜まってしまってしまい申し訳ございません。

まずは先々週27日の活動報告をさせていただきます。

 

なお、ご報告することが多いため今回27日の活動報告(その1)(その2)(その3)3回に分けてさせていただきます

 

※いつも拙い文章ではありますが、私なりに心を込め真剣に神経を使って書いていますが、愛息子「空くん」のことでまだ心の余裕がないため普段以上に拙いご報告になってしまっているかも知れませんことご了承ください。

 

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27日は、前日からの雪が降り積もっている中、前回20日の活動時に被災地(楢葉町)の方からご相談があった…

 

沢山の方が行った、無責任かつ非常識なTNR

原発事故後、住民が避難し無人となってしまった町で生きていた子達を…

給餌に通ってあげなくては生きていけない場所にも関わらず、保護が間に合わないからと、捕獲し避妊去勢手術後にリリースしその後は給餌をせず去っていった非情な人達の犠牲になった

耳カットされ見捨てられた5匹の猫さん緊急保護決行しました。

 

27日のご報告の前に、今までの経緯を簡単ではありますが書かせていただきます。

※詳しくは→https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12435641809.html

 

この写真は、20日に現地調査の際に撮影したものです。

 

 

最初に右の「アメショウ調のグレートラさん」と真ん中の「キジ白さん」が現れ、次に左側の「黒白はちわれさん」が現れ、差し出したウェットフードを一心不乱に食べていました。

 

アメショウ調のグレートラさん」と「キジ白さん」は、(見た目は)比較的健康状態に問題はありませんでしたが…

この「黒白はちわれさん」は痩せていて、びっこをひいて歩いていたので注意深く見て見ると、なんと向かって右側の前足の先がありませんでした

 

 

この「モカ色の猫さん」は、3匹からかなり遅れて姿を見せたのですが…

体にまったく肉がなくガリガリに痩せていました

 

 

あともう1匹「白茶さん」がいると聞いていたのですが、その子はこの4匹と反りが合わないのでいつもひとりでいるそうで、この日は生存確認は出来ませんでした

 

 

この子達は、久しぶりの食事だったようで、既にパウチを4袋ずつ食べているにも関わらずその後もドライフードを食べていました。

 

この4匹中「黒白はちわれさん」と「モカ色猫さん」の2匹は、早く保護しないと危険な状態=命に猶予がないと感じました。

 

相談者さん」からの相談内容は…

昨年まではほぼ毎日給餌をしてくださっていたのですが、年明けからは週1~2回となり今後はもう通えない

さらに、この子達が雨風寒さを凌いでいるだろうと思われる建物が近いうちに解体されてしまうので、飢死もしくは凍死をしてしまうからこの子達を助けてあげて欲しいでした。

 

なお、現地調査した際、周辺の数少ない住民の方に聞き込み調査したところ

耳カットされた猫だからTNRした人がちゃんとご飯を開けているはずだし、関わりたくないから可哀想だけど餌はあげないようにしている

と回答がありました。

この子達=「耳カットされ見捨てられた⒌匹の猫さん」の命を繋いでいたのは「相談者さん」のみと思われます。

 

そのため「耳カットされ見捨てられた⒌匹の猫さん」は、死を待つのみとなってしまうので保護を急がなくてはと結論を出しました。

 

でも、問題が3つありました。

① 保護後の受け入れ先がない。

②複数の子を同時に保護するのはかなり困難で失敗は許されない。

③ どの子も一度捕獲器に入った経験があるはずなので捕獲器に入ってくれないかも知れない。

 

どうあがいてもこれら3つの問題を一人でクリアすることは出来ません。

でも、非情な人達に「耳カットされ見捨てられた⒌匹の猫さん」をここから救い出して上げなくては死んでしまう

 

そこでまず最初に解決したのが

①保護後の受け入れ先がないでした。

 

どうしてもこの子達の命が諦められなくて「Hママさん」に相談したところ、Hママさん」が老舗・保護猫カフェ浅草ねこ園さん」に連絡を入れて下さり、「斉藤園長先生」が預かりボランティアさんになって下さる方を探してくださり、ありがたいことに2匹までなら受け入れOKになりました。


 

 

ただ、この日(20日)は深夜の1時過ぎまで粘りましたが悪条件でしたので1匹も保護することは出来ませんでした

 

もし保護出来ても2匹までしか受け入れ先がない、でも助けてあげなきゃならないのは5匹

 

地域猫活動もしていて自身が関わっている子達にも保護を待たせているのに、こんなお願いをしていいのだろうか悩みましたが、時間の猶予がないので私の猫の師匠である「ちゅう師匠」に思い切って相談をしました。

 

連れておいで

どんな子でも受け入れてあげるから

保護してあげて

 

すでに私が悩んでいる事をご存じだったようで、そうおっしゃっくださいました。

本当は大変なはずなのに…この有難いお言葉に甘えさせていただき「耳カットされ見捨てられた⒌匹の猫さん」を全頭保護すること決意しました。

 

次に解決に向けて動いたのが(動いてもらったのが)

の問題で

複数の子を同時に保護するために、心無いTNRで捕獲器の怖さを知っている子達ですから出来れば捕獲器を使わなくても保護出来るように、少しでも触れるように人馴れとご飯の味と匂いに慣らすでした。

これは日々の積み重ねですから、普段は東京にいる私には何も出来ませんので

 

(注) この写真は1月27日に撮影したものです。


そこで、1月6日に保護した「キラ君」に続き、今回も被災者の「●●さん」にご協力いただきました

20日に現地調査をした後に「●●さん」に「耳カットされ見捨てられた⒌匹の猫さん」の写真を見せたところ

 

可哀想に

なんでこんな酷いことを

知っちゃったら…

知らんぷりなんてできないわよ

 

と言ってくださり、翌日から27日まで避難先からその現場に毎日通い給餌をして信頼関係を築いてくださいました

その間、この「耳カットされ見捨てられた⒌匹の猫さん」の様子や近くの建物の解体に関する情報をこまめに連絡くださいました

 

●●さん」と「耳カットされ見捨てられた⒌匹の猫さん」の信頼関係がそこそこ築けたので、27日の当日は2手に分かれ保護を決行できるのではと希望が持てるようになりました

 

そして、1月27日に、いざ緊急保護を決行したのですが…

 

長くなってしまったので(その2)に続く

 

 

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福島・被災地での活動に関わる不足物資と活動費のご支援のお願いはお手数をおかけしますがリンク先をご覧ください。

https://happycat-satuki.amebaownd.com/posts/1799625

 

 

 

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