シンガポール基礎情報編、交通事情第4弾 【自転車編】まとめてみます。
過去ナンバー ⇒ 第1弾【MRT編①】、【MRT編②】、第2弾【バス編】、第3弾【タクシー編】
日本から持ってくるべきかギリギリまで悩んだのが、自転車。
車を持たない我が家にとって、前後に子どもを乗せてどこまでも行ける電動自転車は重要な交通手段。ちょっとした買物や習い事の送迎などには自転車は必要不可欠と思っていたのですが、なんと電動自転車のシンガポールへの持ち込みは法律で禁止!と聞き、がっくり・・。近所のママ友にレンタルしてきました。
その代わりに電動ではない子ども乗せ自転車を別途購入して持っていくかと、散々考えたのですが、先に行った夫が「そういう自転車に乗っている人は見ないし、そもそも暑いし、急に雨降るし、自転車には乗らない文化らしい」、というので、取りやめ。
でも!実際に住んでみたら、暑いからこそ、ちょっとした買い物にはさささっと行ける自転車が必要なんですよ~!コンドには子ども乗せ自転車を持ってきている家庭も多いことが判明。
買物しない夫の情報網だけで判断すべきではなかったですね・・。
日本にはないシンガポールの移動手段は、こちらの電動スクーター
日本では子供が良く乗っているキックボード。
それにエンジン?モーター?がついていて、自動で走るんですよ。これ、とっても便利そう!
若い男子が多く乗っていますね。それと、デリバリースタッフがこれでよく配達してます。
ただ、これは車道を走るべきなのか、歩道を走るべきなのか、ルールが曖昧なのか、歩道をスピードを上げて走られると子連れで歩いているほうはちょっと怖い
チョイノリできる自転車あったらいいなぁと思っていたら、そこへ現れた救世主。
そう、レンタルサイクルです
日本でも、駅前に配置されているレンタサイクルが増えてきていますが、シンガポールでも最近急速に増えており、あらゆるところに自転車が放置されています。
「OFO」のレンタルサイクル
「mobike」のレンタルサイクル
「OBIKE」のレンタルサイクル
試しに、2017年1月にスタートした「OBIKE」を利用してみました!
<OBIKE利用方法>
①アプリをダウンロード
②アカウント登録をしてクレジットカードから49S$をデポジット
③アプリ上で使用したい自転車を探す
→アプリを開くと地図が表示され、自転車が置いてある位置が表示されます
(予約は10分間のみ有効、10分経過するとリリースされますが、料金発生はなし。
画面上から予約をキャンセルすることも可)
→画面上から予約もできますし、その場所に実際に行ってから利用開始もできます
(壊れているか、状態が良いかなど実際に見てから乗りたい人はこちらがオススメ)
④地図を見ながら対象の自転車を探す
→地図に表示される管理番号と、実際の自転車の管理番号が一致するかチェック
⑤QRコードでロック開錠
→自転車のハンドル部分とお尻にあるQRコードをアプリ画面に表示し、
「スキャンして開錠する」をタップして開錠
※解錠の際は“Bluetooth”をONにする必要があるので、スマフォの設定変更が必要
⑥レンタルサイクルを利用
⑦目的地に着いたら手動で施錠して終了
→“公共の場所に駐輪するべき”、とあるのですが、ルールが徹底されているわけではなく、
いたるところに放置・・。なるべく、駅前やモール前、HDB下などに置きましょう。
<利用してみての感想>
・スマフォ操作だけで気軽に利用できるのが便利で、チョイノリにちょうどよい。
・近いとFreeで乗れるし、プロモーションも多いので、デポジットの49S$なんて使い切れるのかというほどの低価格が嬉しい。
・ギアはないので坂道はきつそう、お尻がちょっと痛くなるので長距離には不向き。
・カゴは一応あるが深さがあまりないので大量の買物には不向き・・。自分の荷物もセキュリティ上心配なのでリュックやショルダーバックにすべし。
・シンガポールの道は、工事をしているところが多く道が悪いし、信号が少なく渡れない道も多いので難所も遠回りになることもあり・・。
通勤で歩くこともなくなり、暑くて外歩きも減り、めっきり運動不足なので、近くのお友達の家へ行くときなど、ちょくちょく運動がてら乗りたいと思いました!
あまり周りで利用している日本人、駐在妻さんは見かけていないですが(笑)