こんにちは。
かわのみどりです。
今、生きるのが辛いあなたに読んでほしい私の自己紹介はこちら
カウンセリングの後に、
「今までしたことのないことができて、新鮮でした」
「はじめての経験でした！」
そんな風に、言っていただくことがあります。
カウンセリングのよさのひとつに、
普段なかなかできないことができる
ってこと、確かにあると感じます。
普段、一人でがんばっている人が
弱音や本音を遠慮なく口にできたり、
日々考えて、考えて
思考ばかり使っている方が、
身体の感覚を感じてみたり、
自分に厳しい方が、
自分の良さや素晴らしさを
しっかり感じてみることをしたり、
日々の生活に追われている方が、
自分が本当にしたいことについて
ゆっくり考える時間をもったり
周りに気を使って、
言いたいことが言えない人が、
本音を感じて、表現してみたり…
いつも人の話を聴いて
ケアしてばかりの人が、
たっぷり話を聴いてもらう体験をしたり…
そんな風に、
カウンセリングの時間は
話したいことをじっくりお話しつつ
普段はできない新しい体験も
していただけるといいなと思っています。
「新しい体験」は、
悩みや生きづらさのパターンを
変えていくきっかけにもなるからです。
思い出せば、
わたしがはじめてカウンセリングを
受けた18年くらい前、
長い間ためこんできた
いろんなものに気づいた
カウンセラーさんが、
「ここで気持ちを、言ってみませんか？」って
提案されたことがあります。
最初は、言えませんでした。
口にしたことがないから、
何て言ったらいいかわからないし、
すごい抵抗感と恐怖感がありました。
なので、その時は
言わなかったのですが、
確かその次のカウンセリングのとき？
だっだと思うのですが、
カウンセラーさんの
やさしい存在に励まされながら、
恐る恐る口にしてみたら…
言葉がだんだんあふれてきて、
涙がぽろぽろ出て、
その日の夜は、
涙が出続けたのを覚えています。
驚きました。
こんなにも、溜まっていた
気持ちがあったんだって。
ずっと「泣けない」と思っていた私に
こんなにも涙があったなんて。
こんなに悲しかったし
苦しかったし、いやだったんだなぁって。
あの瞬間は、わたしが
わたしの心につながれるようになった
大きな一歩だった気がします。
＊
人はそういう、小さな
きっかけで変われたり、
ぐっと楽になれることがあります。
何より、どんなことを
話しても受け止めてくれる人が
いることは、大きな安心になります。
だから、あなたがもし、
一人でため込んでいる気持ちや
我慢していることがあったり、
何だか分からないけれど、
苦しい感覚が続いていたら、
カウンセリングというものも
選択肢の一つとしてもっていてくださいね。
わたしも、場を整えてお待ちしています。
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