整形外科の手術後に、更にリハビリ開始。
入院期間は5ヶ月を超えてきました。
11月に入り、ようやく退院の話が出ました。しかし、入院前は一人で歩けていたのに、車椅子に介助で乗るのが精一杯の状態でした。退院支援の看護師さんには、要介護5の認定〔入院時、悪い時に認定されていた〕なので、施設への転院を勧められました。が、父は家に帰りたい。母も「病院におったら1年の命で、私が見たら3ヶ月になるかもしれないけど、家に帰りたがっているから帰ってきて欲しい」との希望。娘の私が仕事を辞めて実家に帰ることも母に提案しましたが、弟が歩いて数分にいる事や母に介護経験がある事で、母が「自分が見るので今は大丈夫」とやんわりと言われました。代わりに、日中はリハビリの継続も兼ねてデイケアに通う事となりました。デイケアは母の負担軽減を考えて週に6日。私の役割はデイケアにかかる経済的支援をする事としました。
家に帰るまでには、電動ベッドやスロープ、車椅子の搬入などケアマネジャーの方と話して整えました。介護保険を使うまでは、払う金額は少なくとも給料から天引きされるものが増えることにがっくりきたこともありましたが、実際に介護保険を使うと1割負担は本当に有難いです。
こうして、2021年の11月末日に父が自宅退院となりました。元々、認知機能が低下傾向でしたが、今回の入院で2ステップくらい進んだかな。それでも、久々の家に父は喜んでいました。元々の病気だった前立腺がんはPSAが1を切るくらいでした。