”思った通りじゃないけれど。”の続編。 |  しょうの徒然日記♪

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自分のこころの声に耳を澄ませる。
そして、毎日を丁寧に紡いでいく・・・
そのことが本当に幸せでありがたいなぁって思うんですよね☆

毎日をワクワクで満たしたり、こころの声をキャッチしたり、な徒然なるままに、日暮らし!!それ、理想♪♪♪

 

先ほど書いたこの続きです。

 

子犬だった可愛いじゅんも、だんだんと大人犬になっていったある日のことです。

 

じゅんがある日、忽然と消えた。

 

 

じゅん、脱走!???

 

 

じゅん・・・どこ行った?

 

まさか、誘拐!!????

 

朝起きたら、じゅんの鎖が残されていて、じゅんがいない。

 

じゅんのご飯鍋も、ゴロゴロと無残に転がっている。

 

じゅんー--(ノД`)・゜・。

 

じゅんー---!!!

 

 

こんなことなら、もっと大事に可愛がればよかった・・・

 

もっとかまってやればよかった・・・

 

 

そう、後悔先に立たずなんです。

 

みなさんも、●●したらよかった って思うことがあれば、

 

どうぞ今すぐやってください。

 

いつか、じゃなくて今。

 

じゅんをいつかまたかわいがろう、いつか一緒に日が暮れるまで遊ぼう、いつか いつか

 

いつかは、ある日突然、こなくなる。

 

 

 

 

じゅん・・・

 

て、途方に暮れて、数日。。。

 

 

 

ウチ、裏に山があったんだけど。

 

まさかの展開!?って思いました??

 

 

そう、まさか。

 

 

山から、犬の ワンワンってなく声がした。

 

 

じゅー---ん  

 

って呼ぶと

 

ワンワン   って答える。

 

 

 

でもですね、決して家に帰ってこないんですよ。

 

 

けものをとる罠にでもかかったのかなーって今は思うけど、その時は、なんでじゅんが帰ってこないのかわかんなかった。

 

 

おなかすいてるだろうに。

 

犬のなく声、あれ絶対じゅんだ!!!

 

 

じゅん・・・

帰ってきてほしいよー--

 

 

 

どうしたらいいのか心を震わせながらその夜は眠りました。

 

 

でね、そうこうしていたら、次の日だったのか、数日後だったのかは定かじゃないけど

 

ウチの裏の養鰻場の方から、ワンワンて声がした。

 

 

じゅんー--て呼ぶと、ワンワンって養鰻場の事務所前くらいから声がする。

 

 

恐る恐る、行ってみました。

(隣とはいえ、よその敷地をのぞく感じなのでおそるおそるになる。)

 

事務所前に、ちょっと立派な犬の小屋が作ってありました。

 

え??じゅんじゃなかったのかー--

 

がっかり・・・

 

と、その犬小屋にいたのは

 

 

じゅん!!!

え!??え!???どーゆーことよ。

 

でも、小屋の中にはじゅんがいる。

 

しかも、ウチにいた時よりも立派な犬小屋で、毛布まで敷いてあるー--

 

じゅんー---

 

 

家出からの、まさかの大出世ー---!!!

 

 

養鰻場のおじちゃんがいなくって、家に帰っておかあさんに言いました。

 

「ねぇ、じゅんが養鰻場にいた!!!」

 

そして、じゅんの状況を話した。

 

そしたら、母が。

 

「えー、立派な小屋に毛布まで!じゅん、よかったねー。しかもすぐ会いにいけるからよかったね。」

 

 

・・・え!???

 

じゅん、ウチの子だよね?

 

え?じゅん、よその子になっちゃうの??

 

 

子供心には、結構衝撃だったように思うんだけど、

 

でも、確かに、ウチにいたときよりも手厚くじゅんは飼われていました。

 

ウチでは、壊れかけの鍋でご飯だったけど、あちらではちゃんとした犬用の容器に犬用のフードがいれてあった。

 

しかも、会いたいときはすぐ会えるし、

 

じゅんにとってもわたしにとっても ウインウインって感じなのかも。

 

 

そんなこんなで、なんかモヤモヤすることもあるけど、

 

じゅん、幸せに余生を送れてたはず。

 

 

どこでどうなるか、わかんないよね。

 

 

じゅん、今でも時々、じゅんのこと思い出す。

 

 

すっごいかわいくて、優しい顔の犬だった。

 

 

 

ちなみに、数年経って、今度は母方のじいちゃんちで犬をもらって、

 

私はチャチャってつけて呼んだんだけど、

 

なぜか もも って名前になっていて。

 

 

じいちゃんが、もも って呼んだからなんだけど、

 

結局、今の人生で、犬の名づけ親になったことはいまだ一度もないのであります。

 

 

でも、じゅんも もも も、幸せだったと思うのでまあ 何よりです。

 

image

 

遠い昔のお話でした。