時の流れは | 頑固爺”如風”コースケのブルース

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歴史の中には、多くの英雄が居た。

ギリシャ神話に出てくるヘラクレスやアキレウス。

古代中国の項羽と劉邦や三国志の武将たち。

日本の歴史では源義経や織田信長。

近世ではナポレオンやリンカーン。

数多くの人物が挙げられる。

そして彼らは、時代が変われば犯罪者のような罰や死を受ける。

時の英雄は、時代を過ぎれば賊のように扱われる。

自然に目を向けてみれば、防風を防ぐために植えられた木々は、土地開発、最近では太陽光発電の妨げとして伐採が続く。

福島で放射能除去のために切られた木々たちも。

全てが人間の勝手で扱われる。

今、地球を支配しているのは人間なのだから、人間のために造られた命を、人間のために生かしたり殺したりする。

東日本大震災の津波で生き残った「奇跡の一本松」も、時が過ぎればそうなるか分からない。

飼われるペット達も、欲しい時には金で買い、不要になれば放棄する。

便利性がよく生産も楽なプラスチックは、今や嫌われ者の一つとなっている。

これらの殆どは、これらが悪事を犯しているわけではない。

罪を犯しているのは、人間の行為。

 

如風でした。