今迄、多くの詞を書き曲を作って来たけど、その中に中にラブソングは少ない。
それは、受け狙いの曲が多すぎるから。
簡単に書け、簡単に受けいれることが出来るから、ヒットさせるためにはラブソングが一番。
そんな商業主義の音楽に抵抗を感じているから。
でも、先日、67歳の誕生日を過ぎて、感謝の想いで書いてしまった。
『初老のラブソング』
寒さの中で 見つけた陽だまり
ほっこりとする 心の温かさ
今でも感じてる やさしい温もり
今でも思ってる あの時の心
あの時に約束したこと
ともに白髪が生えてきた
多くの夏と 冬を過ごし
多くの山と 川を越えた
手を繋ぎ歩いた 曲がりくねった道
手を繋ぎ走った 真っすぐな道
あの時に約束したこと
ともに夕陽を見ているね
キザな言葉も 甘い囁きも
何も要らない 今の二人には
還暦を過ぎて 言うことも照れるけど
還暦を過ぎた 本当の心
あの時に約束したこと
ともに道を歩いている