【アラビア語で味わう聖書のことば】の動画配信を始めたことで、
私自身にも新しい気づきや発見がたくさんありました。
配信2回目からは、主な聖書個所は
アラビア語でも朗読することにしたのですが……
やっぱり最初はすごい抵抗ありました。
アラビア語の発音は、日本語にも英語にもない音があって、
難しくてうまくできないし
私の下手な発音で読みあげてよいものか迷いました。
しかし迷っているうちに、ふとひらめきました。
「だったら私は、日本語を正しく発音できているのか?」
いや。
答えはノーですね。
動画を視聴していただいた方ならおわかりのとおり(^^;
私はNHKアナウンサーのような正しい発音はできてない(笑)
私の話す日本語は関西弁だし。
標準語っぽく寄せて話してるけど、
イントネーション、アクセント、リズムは訛ってるし。
さらに私独自の癖も加わってるし。
私の話す日本語は「正しい発音」ではないですね。
でも「正しい日本語の発音」はできてなくても、
日本で暮らしてて何の不便もない。
私は日本語ネイティブなのに、正しい日本語の発音ができてない。
それなら外国語の発音はなおさら下手クソで当然やないか?
と気がついて、ホッとしました。
だったらアラビア語の聖書朗読も、
今の私なりに楽しんで配信してしまえばいいかと思った次第。
↓日本語もアラビア語も訛ってます
狭いといわれる日本国内にも、無数の方言がありますね。
マジで何言ってるかまったくわからない方言もあります。
でも当該地域ではそれが日本語で、
それで不自由なく皆さん生活してるわけで。
失礼ながら、今の職場でお客様から電話がかかってくると、
言葉の訛りが強すぎてたいへん困る場合があります。
(とくに青森県……)
何度聞き返しても何言ってるか本気でわからないので、
こちらから「はい/いいえ」だけで答えられる質問を何度も重ねて、
ようやく相手の用件を推理できるレベル……(-_-;)
旧約聖書の『士師記(ししき)』には、
敵・味方を判別する方法として、
言葉の発音チェックをする場面があります。
……ギレアド人は、「あなたはエフライム人か」と尋ね、
「そうではない」と答えると、
「ではシイボレトと言ってみよ」と言い、
その人が正しく発音できず、「シボレト」と言うと、
直ちに捕らえ、そのヨルダンの渡し場で亡き者にした。
そのときエフライム人四万二千人が倒された。
――旧約聖書『士師記』12章5b、6節 新共同訳
士師記のこの個所を読むたびに、フフッと笑ってしまいます。
関西には似非関西人をふりわけるフレーズがいくつかあって、
それと似てるエピソードだなあと思って。
・関西電気保安協会
・琵琶湖温泉ホテル紅葉
・ホテルニュー淡路
↑これを正しく発音できるかチェックするというローカルネタ。
関西人というよりサンテレビ共栄圏ですけど。
他にもたくさんのフレーズがあります。
たぶん皆さんの地域にもローカル方言ネタがあると思います。
難読ローカル地名とか。
関西だと「放出」「喜連瓜破」とかかな?
標準の日本語から外れている方言でも、日本語として間違っているわけではなく。
言葉は生き物ですから、時代・地域ごとの変化、流行り廃りもあります。
正しい日本語って何なんだろうな~と、
あらためて考えたらわからなくなってきたこのごろです(^^;
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