先日の5月15日、16日は、神戸で「ラブ・ソナタ兵庫」のイベントがありました。
私は一観客として楽しませていただきました☆
15日は教職者向けセミナーと、
若者向けの伝道ミュージック集会「ゴスペルナイト」がありました。
16日夜は韓国のクリスチャンアーティストのコンサート&メッセージでした。
ラブソナタのステージ写真は撮ってないです。
私のスマホカメラではうまく写らなそうだし(-_-;)
写真を撮ることより目の前のステージを楽しむのが優先です。
出演された歌手のほとんどは、日本語ができない人だと思います。
「ミナサンハジメマシテ。ワタシハ○○デス」
と、かんたんな挨拶だけカタコトの日本語でされていました。
しかし!
いざ歌いだすと、日本語の歌詞をぜんぶ完璧な発音で暗唱されるんですよ!
日本人の私ですら日本語の歌詞をちゃんと覚えられないのに(笑)
ふつうに日本人のプロ歌手が歌ってるとしか思えなくて。
不思議ですね。
挨拶の日本語は「ザ・外国人」て感じのカタコトなのに。
なんで歌うときだけ完璧な日本語で発音して歌えるのでしょう????
プロ歌手だから当然といえば当然なんでしょうけど。
プロはすごいなーと思う以上に、これが神様の賜物なんだなーと感じました。
「神様から与えられた才能=神様のギフト」
を活かしている人がすごいのは、
「与え主である神様」がすごいからです。
神様から歌の道を与えられている人は、
歌詞を覚えるとか、さまざまな国の言葉で歌うとか、
そういうこともできるよう神様からサポートされているのですね。
いくら神様のギフトが与えられても、本人がサボってたら何もできないのは当然です。
どの歌手も、ラブソナタ出演に備えて、日本語の歌詞を一から暗記して何度も練習されてきたはずです。
しかもプロ歌手だから「がんばって練習しました感」はいっさい出さず、
めっちゃナチュラルに余裕で歌って踊って……いやあ、めっちゃすごいわ ∑(゚Д゚)
たった1回の本番ステージのために、
水面下でどれだけのエネルギーをかけてご準備されてきたのだろう……
キリスト教の福音伝道イベントだから、ギャラは少額、なんならノーギャラかもしれず。
ステージ出演者だけでなく、ラブソナタの実行委員、会場スタッフ、
裏方でイベントを支えた皆さんそれぞれ何か月も前から準備されてきたはず。
来場者プレゼントの花冠☆(*´∇`*)
きれいな箱におさめられていました。
この花輪は韓国オンヌリ教会の信徒さんが手作りされたそうです。
3000個ぐらい作ったのでしょうか?
すごく丁寧かつ丈夫に作られてますよ!
もちろん家で飾ります~カムサハムニダ(*´∇`*)
ライトセーバー(笑)は枕元の非常灯にします☆
当日の会場スタッフは、韓国オンヌリ教会の信徒さん約850人が、
みんな自腹で準備~来日、滞在、当日の働き~をされたとのこと。
来場者プレゼントの袋詰め作業は日本に来てからやったそうです。
来日された信徒だけで850人だから。
今回は来日してないけど、韓国で花リース製作などして、
イベント準備にかかわった人はもっとたくさんいるよね。
私が逆の立場だったら、そこまではしないよなあ……
なんで外国の1回限りの伝道イベントのためにそこまでするかなって思っちゃう。
それこそイスカリオテのユダみたいに、
「他国のイベント開催にお金を使うのはもったいない。
そのお金を自国の貧しい人に施してやればいいじゃないか」
とか言いそう。
きっと、すべての人に福音を伝えたいという熱意レベルが、
韓国と日本のキリスト教会とで、根本的に違うのだと肌で感じました。
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その時、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足を拭った。
家は香油の香りでいっぱいになった。
弟子の一人で、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った。
「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」
彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではない。
自分が盗人であり、金入れを預かっていて、その中身をごまかしていたからである。
――新約聖書『ヨハネによる福音書』12章3-6節
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10年前から日本各地で開催を続けているラブソナタのイベントは、
イスカリオテのユダがいう「高価な香油のムダづかい」かもしれません。
それだけの人員と費用があるなら、韓国の弱者救済に使ったほうが、
それで助かる人がたくさんいて、教会の評判も上がるんじゃないでしょうか。
でもラブソナタのイベントは今後も開催を続けるようです。
次回は滋賀県だそうです。
弱者救済なども大切なことですが、
ラブソナタのイベント開催も神様の大切な働きなんですね。
聖書で「家」は「人間のからだ」のシンボル。
香油は「聖霊」のシンボル。
イエスの弟子であるベタニアのマリア(聖母マリアとは別人)が、
主イエスとの別れを予感してか、彼女の宝物=香油をイエスに注ぐと、
「家は香油の香りでいっぱいになった。」
つまり聖霊で満たされた。
正確には、この時点ではまだ一人ひとりに聖霊は降っていないけれども。
主イエス・キリストに、自分の宝物を惜しみなく注ぎだすことで、
マリアの心(家)は香油の香りでいっぱい
=聖霊に満たされたんじゃないかと思います。
イエス様が復活して天に昇られた後、
今は聖霊様が一人ひとりのうちに降ってきて住まわれる。
聖霊様のおかげで私たちは主イエス・キリストを神の子だと知り、そう告白できる。
主イエス・キリストによる救いと平安のうちに生きられる。
今の私たちに、高価なナルドの香油=聖霊=神様の賜物が与えられているなら。
神様の賜物を換金して(活用して稼いで)弱者救済にあてるのは良いことです。
しかしそれ以上に人がキリストと出会えるよううながし、
聖霊様に満たされるサポートをするのはもっと良いことです。
イエス・キリストはそのために人として生まれ、
神の子でありながらその身分に固執することなく、
私たちすべての罪を背負って十字架刑で死なれたのだから。
高価な香油を日本に注いでくれたラブソナタは、
まだ主イエス・キリストと出会えていない日本人が、
今後キリストを知るきっかけ、種まきとして神様に用いられると信じます。
ただし。
収穫は多いが、働き手が少ない。
これから参加者各自が何をどうするか次第だと思います。
「ラブソナタ楽しかった、恵まれました、ありがとうございました。」
だけで終わらないようにしないと……(^^;
各自に与えられている高価な香油をどう用いるべきかは、
与え主である神様に聞き続けるしかないです。
神様から与えられたギフト(お金、地位、才能、人脈etc)をどう使うべきか。
人間だけでは優先順位をうまくつけられないです。
ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
――新約聖書『マタイによる福音書』10章8b節
ラブソナタは入場無料でした。
教会セミナーも、ゴスペルナイトも参加無料でした。
しかも私は慎先生ご夫妻に会えてお話ができてお土産もいただき、
ちゃっかりジュースまでごちそうになりました(^^;
ほんとにただで受けてばかりです。
今の私にあるものは、すべて神様からただで受けたものです。
この先「香油のムダづかい」と非難されることがあっても。
神様への祈りを通して与えられた道ならば、
与え主である神様にいっそう信頼して、よく聞いて、
神様に喜ばれる使い方をしたいです。
※ 記事中の聖句引用元/日本聖書協会『聖書 聖書協会共同訳』
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↓聖書を読んで、神様ともっと仲良くなりましょう☆
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