アナと雪の女王ゲームで、また面白いバグが出ました。
ちゃんとクリア条件を満たしたのに、
なぜか落ち込んでしまうアナ王女。
こうしてアナがしょんぼりするのは、
クリア失敗した時のリアクションなのですが(^_^;)
どうしたのアナ？
あなたが目指した目標をクリアできなかったから落ち込んでるの？
きっとそうなのでしょう。
ストイックなアナ王女(笑)
アナがどんな目標を定めていたかは謎です。
自分が掲げた目標をクリアできなくても、
ゲーム運営側が設定した条件をクリアできたなら、
それでOKなのにね。
「全目標クリア」表示の前で、アナ王女が落ち込む。
この滑稽なバグは、
神様と私たちの関係を象徴してるように思いました。
私たちの自己評価、
または他者からの評価がどうあれ、
神様が「これでOK！」と認めてくれたなら、それでOKなのです。
しかし私たちは、
神様がOKと言ってくれてる声を無視して、
人間がNOとダメ出しする声を重んじているかもしれない……
もっと高得点を取らねば。
もっと素晴らしいものを作らねば。
もっと格好いいプレーをしなければ。
もっとたくさん稼がねば。
もっとたくさん集客しなければ。
もっと、もっと……
高い目標を掲げるのは結構なことです。
でも、その目標は、
いったい何のための、誰のための目標なのか。
その目標は、神様の御心とマッチしているのか。
そこのところを、あらためて問われた気がしました。
↓今年の初めにも、同じことを神様に問われましたが……
神様は、大きな素晴らしいことをしなさいとは要求しません。
もしそうする必要があるならば、
そうできる諸条件を、神様が整えてくださいます。
たとえば出エジプトのモーセは、
イスラエルの民を率いてエジプトを出ましたが、
あれはモーセ個人が考えた計画ではない。
モーセの霊能力で紅海を割ったのでもない。
すべて神様がモーセを通してなさったことです。
イエス・キリストの御生涯もそうです。
イエス個人の想いや才能を実現させるためにではなく、
父なる神様の御心を生きるために生まれてきた……
イエス・キリストはしばしば、こういうことを言います。
わたしの教えは、自分の教えではなく、
わたしをお遣わしになった方の教えである。
この方の御心を行おうとする者は、
わたしの教えが神から出たものか、
わたしが勝手に話しているのか、
わかるはずである。
自分勝手に話す者は、
自分の栄光を求める。
――新約聖書 『ヨハネによる福音書』 7章16-18節
イエスは、自分の自己実現のために生きていたのではない……
「今日は30人の重病者に手を置いて癒そう」などと、
自分で目標を定めて達成しようとしたのではない。
まして自分の人気取りをしたかったのでもない。
自分の栄光 ＝ 自分が称賛されることではなく、
神様の栄光 ＝ 神様が称賛されることを望んだ。
イエスの教えも奇跡も、
それをとおして、神様が称えられるためのもの。
ジーザス・クライスト・スーパースター！と、
自分の目標を達成できなかった（？）アナは落ち込んでいますが、
ゲームはちゃんと次のステージに進めました。
神様がOKと言ってくれてるのだから、
素直に感謝して、次に進ませてもらいましょう。
まじめな宗教者は、神様を敬う想いが強すぎて、
「こんな自分ではダメだ。
神様のために、もっとあれもこれもクリアしなければ」と、
いつも忙しく善行をしている人もあるかもしれません。
しかしまだ当分は、コロナの影響で、
大掛かりな活動はできないでしょうから、
これは良いチャンスだと思います。
今年のクリスマスシーズンは、
自分の目標達成のために忙しくするのをやめて、
神様が何を望んでおられるのかを、
神様と静かに語りあう恵みの時となればいいなと思います。
インシャーアッラー。
神様の御心のままに。
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