10万円のあぶく銭給付金が無事に振り込まれていたので、買ってしまった……
内村鑑三の『一日一生』と、新しいフロアラグ。
どちらも、新しいバイトが見つかって、
ちゃんと収入を得られたら買おうと思っていたものですが。
欲しい欲しいと思い続けて早3年。
いまだ体調が安定せず、この状態がいつまで続くのかもわからないから、
フライングして買ってしまいました。
でもイエス様は、きっと笑っておゆるしくださるでしょう(^^♪
無駄遣いはNGですが、本当に必要なものなら遠慮なく買えばいいですね。
主なる神と共に、今日も、一日一生。
無理なく歩ませてくださるジーザスに感謝です。
神と聖書に本気でコミットしたらどうなるかという人生実験を始めて、
ちょうど4年ぐらいたちました。
まだまだ結論など出せる段階ではないですが、
それでも現時点で確実に言えることがあります。
イエスキリストの十字架の意味を信じてお従いすることで、
私はずっと求めていた現世利益を得られました。
それは、
霊的自己責任論からの完全解放
これは私にとって、最高の現世利益といっていい。
霊的自己責任論ってのは、
「物事が思い通りにならないのは、当人の何かが悪いせいだ」
という考え方のことね。
前世のカルマ、波動が悪い、心にブレーキがかかっている、トラウマのせい……云々。
↑霊的自己責任論こそが、私の苦しみの元凶でした。
なんなら、人類を苦しめる最凶の原因といってもいいと思う。
生まれつき身体が弱い、そのせいで仕事が続かない、
母のネチネチ嫌味攻撃で精神を病む、
隣人の騒音に耐えられなくて転居する……
そういう不運な出来事そのものの苦しさよりも、
「そういう目に遭うのは、あなたがそれを引き寄せているせいだ」
という、霊的自己責任論の方がはるかに有害で恐ろしくて苦しかった。
劣悪な環境など、目先の苦難からは、物理的に逃げれば解決できます。
しかし霊的自己責任論は、どこまでも人を追いかけてきて、恐怖で縛り上げる。
私の波動を良くして、前世のカルマを清算して、トラウマを解消して……
あれもこれも、あらゆる方策を講じて自分の状態を良くしておかないと、
また理不尽なトラブルを引き寄せてしまうことになる。
私の何かがトラブルを引き寄せているのであれば、
私の何かを改善しない限り、
この世のどこへ逃げてもまた同じようなトラブルにつきまとわれることになる……
霊的自己責任論は、本当にたちの悪い呪いです。
イエスキリストの十字架は、霊的自己責任論の呪いを完全に除去してくれます。
キリスト配下の天使は、悪霊オマエノセイダーズをタコ殴りでオーバーキルしてくれます。
十字架グッズを拝んだり、身に着けても、呪いは解けませんよ。
キリストの十字架というシンボルの本質である神の救いを
魂で信じて受け入れるという意味ですよ。
スピリチュアリズムでは、優しく丁寧な言葉づかいで、霊的自己責任論を語ります。
そして人生を好転できるという各種メソッド、ワーク、セミナーに誘います。
しかしどれだけ優しい言葉と丁寧な対応をしていただいても、
霊的自己責任論は、人の魂を不安と恐怖で縛り上げる悪魔の業です。
霊的自己責任論には、「救い」がないんです。
ひたすら自分個人の霊的努力で自分を救うしか手立てがない。
だから霊的救いの手立てとして、
各種セミナー、ワーク、メソッドを次々と発明して販売します。
スピリチュアル依存者は、麻薬依存者と同じ。
スピリチュアル教師は、麻薬の売人と同じ。
一時しのぎの虚しいクスリで、苦しみをごまかして、
後にはもっとひどいことになる悪循環です。
スピリチュアル系のメソッドを良かれと思って続けている人に、悪意はないと思います。
私もそうでした。
でも、悪意はなくても、善意であっても、
それが人の魂を恐怖で縛る結果にしかならないのは事実です。
神様の正道から外れているのはいうまでもない。
イエスキリストが言っているとおりです。
わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。
あなたたちは真理を知り、
真理はあなたたちを自由にする。
――新約聖書 『ヨハネによる福音書』 ８章31、32節
「真理はあなたたちを自由にする。」
魂を束縛するもの（罪）から自由にしてくれるってことです。
言い換えれば、
「あなたたちを自由にするのが、真理である」。 （逆）
「真理でないものは、あなたたちを自由にしない」 （裏）
「あなたたちを自由にしないものは、真理ではない」。 （対偶）
「真理はあなたたちを自由にする」という命題は真です。
何が真理なのかわからなくなったときの判断基準としましょう。
霊的自己責任論、スピリチュアリズムは、魂を自由にしてくれません。
だから真理ではありません。
それらは魂を恐怖で縛り、委縮させ、不安を増幅させる。
人造メソッド、ワーク、グッズ等を次々と売り出して、
そこに人の心を依存させるばかりで、いっこうに心が休まらない。
だから霊的自己責任論は真理ではありません。
神の子イエスは、私たちの身代わりとして、
あえて罪人として十字架刑にかかる道を歩まれた。
その神学的説明はさておくとして。
「神の子イエスが、私の魂の負債をすべて引き受けて、完全に清めてくれた」
という真理を受けいれると、霊的自己責任論の呪いから完全解放されます。
だって、仮に私の霊的カルマが各種不幸を引き寄せていたのだとしても、
イエスが私の霊的カルマをすべて解消してくれたのだから、
私はもう自分の霊的カルマの心配をする必要がない。
霊的借金はゼロになった。
霊的自己責任論の奴隷だった私は、
今は霊的に自由な者として、喜んでキリストの奴隷です。
今は私の自由意志で、イエスキリストに信頼して、日々お従いしている（つもり）。
私は道であり、真理であり、命である。
――新約聖書 『ヨハネによる福音書』 14章6節
キリストの真理は、それを受けいれた人の魂を自由にする。
霊的に自由になってはじめて、人としての本来の道を歩み、
神から与えられた命を生きられるのだと思う。
今の私の状態は、世間的にみれば、
たぶん「うまくいってないダメな人」です。
「いい歳してそんな状態なのは人間性に問題があるからだ」ともいわれるでしょう。
しかし当の私は、いたってお気楽なのです。
今の状況は、神様のご計画の一環だとわかっているから。
体調が安定しないし、無職ニートだし……
と私がヘラヘラ笑っていられるのは、
霊的に責められるような要素がないからです。
霊的カルマの返済を気にしなくていいからです。
今の状況は、私の霊的自己責任ではないから、たいへん気楽です。
神様が何をご計画されているのかは知りませんが、
今の私の状態は、今日はこれで良いということは、霊的皮膚感覚で分かる。
あるべきところに、あるべきものが、カチッとはまっている感覚があります。
だから神様と共にあって、今はこれで良いなら、良いのです。
先の不安はありますよ。
体調はどうなるのだろう。
どうやって収入を得たらいいだろう。
これからどうやって生きていったらいいのだろう。
でも、霊的自己責任論からは完全に自由だから。
私のチカラで何とかしなければ……という不安はない。
インシャーアッラー。
なんとかするのは神様です。
すべては神様の御手のうちにある。
神霊の風は思いのままに吹く。
明日は明日の風が吹く。
私がなすべきは、一日一生。
日ごとに、神様の声を聞きながら、
霊的な追い風に乗れる選択を重ねていくことですね。
私たちがキリスト信者となったというのは、
洗礼を受けてキリスト教会にはいったということではない。
または私たちの智能をもってキリスト教の教理を理解したということでもない。
私たちがクリスチャンになったということは、
私たちがある「聖者」を友としてもつようになったということである。
しかも単に古い記録において、
ある理想の人を発見したというのではない、
今活けるある聖い友人を発見してその伴うところとなったということである。
すなわち私たちは大いなるパラクレートス
すなわち「側にある者」を得たということである。
寂寞の世にあって孤独の生涯を送るのをやめて、
大いなる「訓慰師 なぐさめるもの」を平常の友としてもつようになったということである。
―― 内村鑑三 『一日一生』 1月24日
内村鑑三の著述は、私のウルトラハイパー上位互換だと思ってます☆
文章リズムのクセがけっこう私と似てると勝手に感じて親近感もってます。
私の聖書ブログをすーっと読める人なら、
内村鑑三の文章ともぜったいフィーリングが合うはずですから、是非読んでみてね！
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