暑さ対策。。。。。2 | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

この前 久しぶりに海岸線を走っていたときに目撃したワンコわんわん・・・えぇ あれは確かに犬だと思います。。。。

最初 ライオンしし座 って思いました。しかもホワイトライオンしし座

すっごくでっかくて堂々としていました。。。。でも よぉーく見ると ライオンカットをされたグレートピレニーズでした。。。

暑くなったからライオンカットされちゃったのね。なかなかのセンスのトリマーさんにカットしてもらったのでしょう、たてがみの雰囲気まで後ろから見ると本当にライオンに見間違うほど上手にカットされていました。


暑くなる頃になると、こうしてサマーカットにしてくださいという依頼があります。

飼い主心ですよね。 でもね ちょっと待ってくださいなパー

もともとコートが短かったり無毛に近い犬は別として、例えば ゴールデンレトリーバーとか先ほどのピレニーズとか シェルティ、コリー、ポメラニアンなどの長毛種の犬達をサマーカットにするのは 本当はあまり犬の為にはならないのです。

飼い主さんにしてみれば こんなに毛をしょっていてはいかにも暑くて可哀相ということなのですが、あの深い長いコートは実は断熱材の役割もしているんです。もちろん ちゃんと毛の根本まで櫛を遠していなければその役割ははたしませんが・・・・・・。

その断熱材の役割をしているコートをバリカンで剃ってしまったら、直射日光を受けてしまいますので犬には辛いことになってしまいます。

特に 老犬は体温調節がうまくできなくなっている子が多いので止めた方がいいと思います。

ホントに 飼い主さんは犬の為と思ってサマーカットの依頼をされるのですが結果は裏腹なのです。私のお店にこの依頼があっても説明をさせていただいた上でお断りをさせてもらっています。

犬の為を思うのであれば、毎日ブラッシングをして風の通りをよくしてあげて普段の管理をする場所の暑さ対策を考えてあげて欲しいと思うのです。

お部屋の中での管理であれば エアコンを使えば済むことですが、これは温度調節に注意をしてください。涼しければいいと言うことでもないと思います。

外での管理の場合、いろいろと工夫が必要になると思います。

まず 日陰がつくれるのか 風が抜けるのかということを考えた場所での管理をお願いします。犬舎の下がコンクリートなどの場合は日中水をながしてあげるとか、犬のお腹もホースの水で冷やしてあげるとかの工夫もうれしいと思います。

よしずや遮光ネットで日射しを遮ってあげたり、これからの季節であれば朝顔などの蔓性の植物を犬舎の日よけになるように植えてあげてもいいかもしれませんね。聞くところに寄ると、ゴーヤは自然のすだれになって涼しい風を作ってくれるそうです。食材にもなるし一石二鳥かもしれません。

また 子供ではありませんがプール遊びも涼しいし 楽しめるかもしれません。家に以前居たダンスという黒ラブとリエちゃんというコーギーはたらいに水をためるのを待ちきれないかのように大喜びで水遊びをしていました。

暑くて つい運動不足にもなりがちですがプール遊びはおもちゃも使って遊ぶと結構な運動になるらしく ストレス発散にも役に立っていました。


これからが 暑さの本番です。

熱中症 熱射病にはくれぐれもご注意ください。

お散歩はアスファルトの熱を確認し、熱が冷めてからにしてください。

犬達は飼い主さんよりも地面に近い分 熱を受けやすいのです。