平成20年でなくなったもの。。。 | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

今週はショーをお休みしているので 久しぶりに朝のんびりと過ごしております。

今朝のテレビで『平成20年でなくなったもの』・・・というのをやってました。

以前は当たり前にあった物が今はなくなっている・・・なくなってしまうのは時の流れで仕方がない物もあるだろうけど、これって無くなっちゃっていいものなのかしら!?と感じるものがいくつかありました。

子供(他人の)を叱らなくなった・物を拾わなくなった・・・・

やたらと落ちている物を拾うのはどうかと思うけど、この場合は 明らかに人の落とし物であろうと思われる物が落ちていても知らんぷりで通り過ぎてしまう傾向にあると言うことだと思うわけです。交番に届けたりして手続きをするのが面倒だから・・・・・。これは 物 ではなく 人 にも当てはまること。他人が道ばたで具合が悪そうにしていても見て見ぬ振りをしてしまうと言うことにつながっていると感じます。

子供を叱らなくなった・・・これは子育てをしてきた中でいつも疑問に感じていました。

なぜ 今 叱らないの?!と思う場面に何度も遭遇してきました。親が子供に妙に気を遣っている・・・おかしいだろう!!親は子供の1番身近にいる大人なんだぞ!堂々といけないことをいけないと教えなきゃならないでしょうよ!!

それに伴って、他人の子供を叱る大人のなんと少ないことか・・・・。確かに今の時代、下手によその子に注意なんかしたら返り討ちにあってしまいそうで危険かもしれないけれど、なんか変でしょ!?

私は なんせ『おせっかい症候群』に冒されている うるさいおばちゃんなので 遂、よその子でも悪いことをしているのを見かけると「こらぁーパンチ!」とやってしまいます。

でもね、ただ 叱りとばしている訳ではありません。その年齢の心理を理解しながら「興味があるのはわかるけど君の今したことは正しくない」と話します。世の中 ちゃんと見ている大人が居るんだと言うことを その子が少しでも感じてくれたらいいと思っています。

人と人のつながりが大切だと教えていくのは大人の役目だと信じて疑いません。

そんな 私に育てられた娘の自慢をチョッピリさせてください。。。。。

娘が小学校の5年生だったでしょうか・・・・給食の時間にお友達が体調が悪かったのか、もどしてしまったそうです。そのとき、他のお友達は「汚ねぇー」とはやし立てたらしいのですが、娘はすぐにぞうきんを持ってきて先生と片づけをしたそうです。後から先生にとてもほめていただきました。私はテストで100点をもらうより嬉しかったのを覚えています。

日本の子育ては少し 昔スタイル に戻った方がいいとつくづく思います。

仕事柄、犬の心理をいつも覗いていると 人間だって動物なんだからお互いの心理をおもんばかりながらつきあえばうまくいくんだろうになぁ。。。。と感じるこの頃です。