加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face -21ページ目

加納亜季の毎日を笑顔にするコーチング Smiling Face

30,000人の女性を支えてきた加納亜季が綴る心を元気にさせてくれるコツ

都内に春1番が吹くと同時に、一気に暖かくなりましたね。
気がつけば、もう3月も終わり。いよいよ4月が始まります。


こんな時期ですから、ぜひ暮らしの中で、
「身近な春」を探してみましょう。
みなさんは、身の回りのどんなものに春を感じますか?


たとえば……
「つくし、タンポポ、菜の花などの草花」
「元気な新一年生」
「桜の花びら」
「暖かな風」
「ウグイスの鳴き声」
……人によって、いろいろなものが挙げられますね。

そんな「春を感じるもの」を見つけるたびに、
ノートにメモしていきましょう。
メモが増えていくに従って、
みなさんの心は、どんどんウキウキしていきますよ!

さて、今週の一言は「あなたの好きな動物は?」です。

「本当の自分はどんな自分なのか」
「自分が本当にしたいことは何なのか」
「自分はどう生きたいのか」

これらの問いの答えは自分の中にあるということを、
お話してきました。

けれど、慣れないうちは自分に向き合うということさえ、
簡単ではないかもしれません。

そこで、まずは本当の自分に気付くためのいいきっかけになる、
こんなテストをしてみましょう。

<テスト1>
「あなたの好きな動物を3つ挙げてください」
「そして、なぜ好きなのか、その理由を答えてください」

<テスト1の解説>
あなたが好きな動物は、自分がこうありたいと望んでいる姿、状況を表しています。

たとえば、私の答えは「リス、ヒョウ、きれいな鳥」でした。
リスは小さいけれど存在感があるから好き。
ヒョウは優雅で何より格好いい。
きれいな鳥は、身軽で自由に好きなところに飛んでゆけるから好き。

そう考えてみて、私は見た目にちょっとこだわり、
存在感もある存在でいたくて、
そして自由度の高い状態を欲しているんだなと気づきました。

ある女性は、「黒豹、シャム猫、カモシカ」。
いつも美しい存在でいたい、そしてもっとしなやかにさっと動けたらいいなという憧れがあるんだな、と納得していました。

またある女性は、「ナマケモノ、気ままな猫、マナティ」。
誰にも構われず、ひとりで思い切りぼんやり、のんびりしたいのだそうです。

このテストは、いつでも同じ答えが出るわけではありません。
その人の状況によって、変わります。
もしかしたら、自分ではまだ気づかずにいる人生のターニングポイントを、先に察知することができるかもしれません。

このテストは、友達や仲間と一緒に楽しむのにも向いています。
自分や相手のことをもっと知り、しかも本心を覗き合ったかのような「明るい連帯感」が生まれますよ?

ぜひ、試してみてくださいね!

九州地方では「春一番」が吹き始め、
一気に春が到来したような陽気ですね。
けれど、暖かい南風の「春一番」が吹いた翌日は、
必ず気温が下がると言われていますから、油断は禁物ですよ?

特に3月の冬から春への移り変わり時期は、
気温が急激に上がったり下がったりを繰り返します。
また、花粉症がもっとも辛い時期でもあります。
会社は期末の決算期、確定申告などもあり、
さらに歓送迎会のお付き合いなども重なると、
体調を崩してしまう人も多いかもしれません。

そんな時は身体の声に耳をすまして、ゆっくり休ませてあげること。
そして春の暖かな光を感じながら、のんびり散歩してみること。
せわしないこの季節だからこそ、
心と身体にたっぷりと栄養をあげてくださいね。

さて、今週の一言は「小さな変化を起こしてみよう」です。

「変わりたい」「自分を変えたい」

そういう人は、たくさんいます。
でも、どうしたらいいかわからないし、なかなか変われないと諦めがちです。

そんな人は、まず、日常のなかで小さな変化を起こしてみましょう。
「そんなことをして、何かのためになるの?」と思うようなことでもOK。
そうやって、日常の中に小さな変化を積み重ねることが、大きな変化へとつながってゆくのです。

たとえば、歯磨き。
今まで右手でやっていたのを左手に変えてみる。
コーヒー党だったのを、紅茶等に変えてみる。

そんな風に今までと違うことをしようと思うと、
脳が活性化するのです。

もしあなたが、「朝はコーヒーがないと起きられない」と思い込んでいるとしたら、それはきっと変わることを恐れている脳のしわざ。誰だって居心地のよい環境を手放すことに抵抗があります。

新しい刺激がないと、脳はじわじわ後退状態。
人は成長していると感じると元気になり、
停滞していると感じると元気がなくなります。

たとえば朝なら……。
起きる時間を変えてみる。
目覚ましを変える。
窓を開けて、深呼吸する。
ストッキングや靴下を、いつもと違う足から履いてみる。
トーストを野菜スープに変えてみる。
いつもより15分早い電車に乗ってみる。
いつもの道の反対側を歩いてみる。

会社でなら……。
ひとりでランチに出かけてみる。
可愛いボールペンを使ってみる。
電話に出る声を明るくしてみる。
会社の人と話すときに、にっこりしてみる。
デスク周りを一気に片付けてみる。

帰り道なら……。
いつもと違う駅の出口から出てみる。
ひとつ手前の駅で降りてみる。
いつものスーパーマーケット以外の店で買い物をする。
いつもと違うブランドの牛乳を買ってみる。

いくらでも出てきそうですね。
考えているだけでも、楽しくなってきませんか?
でも欲張らず、まずは毎日10個ずつ。
できればその日に起こした小さな変化をノートに書き留めておきましょう。

あとで読み返せば、
「こんなことができた」
「こんなに自分を変えられた」
「新しい自分になってきた!」
そんな実感と自信が得られるはず。

こういう小さな変化が集まれば、必ず自分自身の意識が変わってきます。
「あーあ、今日も会社に行かなくちゃならないのか……」だったのが、
「さあ、今日は何が起こるかな」
「何を起こそうかな」と毎日を楽しめるようになってくるから不思議。
ものすごく元気が湧いてきます。
そしてやがては、「最近変わったね」と他人も認めてくれるようになります。

だから自分を変えたい、現状を変えたいと思うなら、
まずは小さな変化を毎日10個。
とても楽しくて、効果抜群ですよ?
もう少しだけ寒い日が続くようですが、
春はもう目の前ですね!
3月から4月にかけては、
学生なら進級・進学、社会人なら新年度・異動など
さまざまな変化が起きる時期。
そんな4月から始まる新生活に向けて、
自分の身の回りに新しいものを取り入れてみてはどうでしょう。

たとえば、
部屋に置くソファー・敷物を変えてみる(触覚)
春らしいスイーツを食べてみる(味覚)
いままで聴いたことのない音楽を聴いてみる(聴覚)
新しいアロマ・化粧品を使ってみる(嗅覚)
珍しい置き時計・食器を買ってみる(視覚)

自分の5感に響くものを選べば、
きっと新鮮な気持ちで新生活を楽しめますよ?

さて、今週の一言は『夢を小分けに』です。

前回までにお話した自分自身の中の宝物探し……
その過程で自分自身のやりたいこと、夢が見つかったなら、
それを実現させるために、できることをはじめましょう。

あまりにも大きな夢だったり、漠然とした夢だったりすると、
何から手をつけていいかわからないかもしれません。
でも、今日すぐに始めたほうがいいことは、必ずあります。

どんなに壮大な夢であっても、小さな塊に分割してゆけば、
手をつけやすくなります。

たとえば、「マラソンをはじめよう」と決めたとします。
でもそう言い続けているだけでは、なかなか走れません。

むしろ、
「今日は走るには寒すぎる(暑すぎる)のではないか」
「もっと体調のいい日に始めたほうがいいかな」
「急に走るのは危険かもしれない」
「まだ心の準備が十分ではない気がする」
などと、マイナスの理由がどんどん出てきて、
なかなか始められません。

そこで、自分に具体的な質問をしてみるのです。
「どんな服にする?」
「何時ごろ出かける?」
「靴はどれをはく?」

不思議なもので、そう問いかけをしていると、
答えが出てくるものです。
「あのTシャツにしようかな」
「靴は、あれ」
「何時でもいいことにしよう!」
「公園の中を走ったら気持ちよさそう」

そんなふうに自分の姿がイメージできたところで、
「じゃ、いつから走る?」
と問いかけると、
「今から!」

具体的にイメージすると、脳は現実であるかのように錯覚して、
今にもはじめたくなってしまうのです。

あなたの思い描いた夢を小さな塊に分けて、
自分自身に問いかけてみる。
具体的にイメージできたら、
それはやりたくてたまらなくなる。

そしてその小さな塊を1つずつ実行していくと……
きっとあなたの夢は、実現しているでしょう。
ぜひ試してみてくださいね!