九州地方では「春一番」が吹き始め、
一気に春が到来したような陽気ですね。
けれど、暖かい南風の「春一番」が吹いた翌日は、
必ず気温が下がると言われていますから、油断は禁物ですよ?
特に3月の冬から春への移り変わり時期は、
気温が急激に上がったり下がったりを繰り返します。
また、花粉症がもっとも辛い時期でもあります。
会社は期末の決算期、確定申告などもあり、
さらに歓送迎会のお付き合いなども重なると、
体調を崩してしまう人も多いかもしれません。
そんな時は身体の声に耳をすまして、ゆっくり休ませてあげること。
そして春の暖かな光を感じながら、のんびり散歩してみること。
せわしないこの季節だからこそ、
心と身体にたっぷりと栄養をあげてくださいね。
さて、今週の一言は「小さな変化を起こしてみよう」です。
「変わりたい」「自分を変えたい」
そういう人は、たくさんいます。
でも、どうしたらいいかわからないし、なかなか変われないと諦めがちです。
そんな人は、まず、日常のなかで小さな変化を起こしてみましょう。
「そんなことをして、何かのためになるの?」と思うようなことでもOK。
そうやって、日常の中に小さな変化を積み重ねることが、大きな変化へとつながってゆくのです。
たとえば、歯磨き。
今まで右手でやっていたのを左手に変えてみる。
コーヒー党だったのを、紅茶等に変えてみる。
そんな風に今までと違うことをしようと思うと、
脳が活性化するのです。
もしあなたが、「朝はコーヒーがないと起きられない」と思い込んでいるとしたら、それはきっと変わることを恐れている脳のしわざ。誰だって居心地のよい環境を手放すことに抵抗があります。
新しい刺激がないと、脳はじわじわ後退状態。
人は成長していると感じると元気になり、
停滞していると感じると元気がなくなります。
たとえば朝なら……。
起きる時間を変えてみる。
目覚ましを変える。
窓を開けて、深呼吸する。
ストッキングや靴下を、いつもと違う足から履いてみる。
トーストを野菜スープに変えてみる。
いつもより15分早い電車に乗ってみる。
いつもの道の反対側を歩いてみる。
会社でなら……。
ひとりでランチに出かけてみる。
可愛いボールペンを使ってみる。
電話に出る声を明るくしてみる。
会社の人と話すときに、にっこりしてみる。
デスク周りを一気に片付けてみる。
帰り道なら……。
いつもと違う駅の出口から出てみる。
ひとつ手前の駅で降りてみる。
いつものスーパーマーケット以外の店で買い物をする。
いつもと違うブランドの牛乳を買ってみる。
いくらでも出てきそうですね。
考えているだけでも、楽しくなってきませんか?
でも欲張らず、まずは毎日10個ずつ。
できればその日に起こした小さな変化をノートに書き留めておきましょう。
あとで読み返せば、
「こんなことができた」
「こんなに自分を変えられた」
「新しい自分になってきた!」
そんな実感と自信が得られるはず。
こういう小さな変化が集まれば、必ず自分自身の意識が変わってきます。
「あーあ、今日も会社に行かなくちゃならないのか……」だったのが、
「さあ、今日は何が起こるかな」
「何を起こそうかな」と毎日を楽しめるようになってくるから不思議。
ものすごく元気が湧いてきます。
そしてやがては、「最近変わったね」と他人も認めてくれるようになります。
だから自分を変えたい、現状を変えたいと思うなら、
まずは小さな変化を毎日10個。
とても楽しくて、効果抜群ですよ?