むかしの夏休み

とうもろこし
とうもろこしは好きですか。私の子ども時代の話ですが。
夏休みは午前中は、宿題をしなければならない。毎日たくさん宿題が出て、これなら学校に行く方が
ましと、思うくらいでした。
その上絵日記があり、書かねばならない。かといって毎日変わりばえのない生活だ。
書き方を教わったわけでもないし。書きあぐねて年の近い伯母に、手伝ってもらった。
手加減というものがあろうにこの伯母は、絵日記に没頭し、陶酔してしまったのか、とても低学年が
書けないような手足れを披露し、これを先生に持っていくなんてとてもできないと私は本当に困惑した。
午前中はまあこんなことで時間が過ぎ、昼からは水浴びと決まっていた。近所の同級生と連れ立って川に
泳ぎに行った。
家から水着に着替えて一段下がった裏の松林を通り抜けると、川原に行き着く。
多少砂浜もあり、浅瀬で石の裏をひっくり返し、はぜなどを探したり、透き通ったエビを見つけたりしたら
みんなで大喜びをしたものでした。
大人はこの頃、昼寝の最中。子どもの私たちは3時ぐらいまで帰らなかったので、帰る時間にはお茶の
用意がされていて、ざるに山盛りに積まれたとうもろこしが必ずあった。
祖父が畑で作ったもので、小ぶりもあればほきすぎて、粒が固くなってしまったものもあった。
けれど新鮮であり、これが自然なのだと子ども心に理解した。
おやつがとうもろこしであったり、ソラマメであったり、冷やしたとまとであったり、季節の移ろいとともに
変わって行った。美味しいときばかりではなかったが気持ちは満たされていた。
そうして、何本とは言わず腹いっぱいとうもろこしを食べた。今は一本を半分にし、これで充分。
そうそう今は便利ですね。ひげだけ取って、皮つきのままレンジで5分で出来る。
他の調理などしていても、皮付きなのでほどよく冷めて、食べやすくなっているしうれしい。
ひげの数だけ粒があるって知ってました?
とうもろこしの嫌いな人にはつまらないコラムになってしまった。しかも思い出話なんて。
yesterday からtomorrowへなんて! テレビ観すぎだ~(^^;)
つづきはまた
ダイエット前菜
冷たいお菓子みたいでしょ くずレモン寒がけ
暑いですね。残暑が厳しいとは聞いていましたが。
あかいタマネギをスライスして二品作りました。
右はスライスしたタマネギを晒し、くずレモン寒をかけただけです。味はレモンでさっぱりです。
すっぱいのが嫌いな方でもOKと思います。
左は50ccのゆずポン酢を入れて、2カップにし、固めました。写真のサイズで6個できました。
少しでも食べすぎを防ぎたい方は3個食べるとよさそうです。曇って見えるのは、ポンズの色
です。味がついていて食べやすいと好評でした。たった一人ですが。(^_^;)
水1カップに対しは粉寒天は2グラム、棒寒天では半分が標準のようです。
余談ですが、沖縄の黒糖の業者さんは注文が殺到しているらしいですね。
スーパーに行ったのですが、台湾ものしかなくて、少し買い、作ってみましたが、美味しくありま
せんでした。
寒天も黒糖も大切な日本の食材です。ブームで終わりなんてことにならないように、
食文化として(エヘン、エヘン)伝えていきたいものだなって。う~、あつい、あつ~い。
つづきはまた
蝉しぐれ
秋ちかし
今朝も5時に起床。まず玄関をあける。部屋にさわやかな空気がながれ込む。
おや~。なんとなく冷気を感じる。昨日までと違う。
鉢花に水をあげようと思ってふとみると、あら~こんなところに、抜け殻が。なんだなんだ。こんなの
初めて。右の木が万両、左がランで、鉢植え。こんな低い位置に。み~ん、み~ん 朝から大合唱。
すいとん 作ってみました。
終戦記念日が来ると、戦後の食料難の話が出ます。幸い 私の実家は田舎なので食べ物には不自由なかったのですが、夫は町場育ちで苦労したらしい。
今はすいとん用の粉も売られていて、薄力粉で作ったものよりはるかに味もよくご馳走です。
美味しく、無駄にしない、健康生活を考えた 食事づくり。 う~ん、だれかやって、
ひとりで できな~い!!
我が家の猫 まさかの入院
まさかの入院
ヒーターの天板が熱くなっているらしい。いつもなら飛び降りるのに、とらこは右往左往している。
変だ。見ていた娘が前足を触ると、足を振って嫌がる。「膿が出ている」と言う。えっ、なんで?
確か、もうだいぶ前もそんなことがあり、医者に行った。まさかその時の傷が治らなかったと言うのでは。
先生にはすぐに治るでしょうと言われた記憶がある。しかし、ほっとく訳には行かない。
キャリーバスケットに猫を入れて、車で20分程の病院へ行く。猫はワァオォ~ン、ワァオォ~ンと鳴く。
着くまで鳴きどうしだ。こんな鳴き声は聞いたことがない。
心細げに鳴いていたのに、タオルに包み抱きかかえていると、次々やってくる患者に向かって行こうとする。
まあ、なんて気の強い。大きなダルメシアンを威嚇する。飛び出そうとするのでバスケットに戻す。
呼ばれて診察室へ。結局、以前の古傷が診たて違いで、今回はなにか棘のようなものが残っている
のではないかと診断された。
診察は、有無言わせぬとはこういう事を言うのだろう、猫の腫れてる指間を容赦なく押す。猫は唸り、
噛み付いてくる。この頃はまだ家猫とは言っても、野良猫同然なのだから。猫だってそりゃ警戒もするし、
痛いだろうし、恐ろしくも思うだろう。
とらこは奥の診察台に移された。医師の話を聞いているうちに、とらこは麻酔をされたらしく、お腹が波打って
いる。あっという間に眠ってしまった。預かるので帰っていいと言われ、とらこは外でトイレを済ませることを
告げて帰宅した。
この病院ではニャン権はあるのだろうか。
平成12年新春になっていました。
つづきはまた









