四柱推命の11月、
正確には日本の古きからの暦、旧暦の11月は、
辛亥(かのとい)という運気が回ってきます。
旧暦の11月は、11月7日~12月7日。
辛(かのと)は自然現象であらわすなら宝石。きらきら。
宝石って、生きていく暮らしには必要ないかもしれない存在です。
けれど、人は、ただ働き、ただ暮らしては心が満たされない。
美しくて心を満たすものを求める。
というものの象徴が、
十干(じゅっかん)最小サイズにして最高金額な辛=宝石です。
生きるために必須ではなく、
心を豊かにするもの♪
新しい、という言葉の中にも辛は入ってるように、
どんどん新しさを求める十干、とも言われます。
金グループに「新しさ」は鍵だなぁ。。。。。
そして今回ペアを組んでいる、亥。
十二支の最後のいのしし。子供時代はうり坊。
表す季節は冬で、冬至前のどんどん夜が長くなっていく、
深い陰の時期です。
韓国・中国だと十二支最後は豚になっちゃういのしし。
夜・・つまり冬と闇を極めて極めて極めきって、
春に向かってひっくり返る転換点が、冬至。
「陰極まりて陽となる」
の陰陽五行の、
陰をめっちゃ極めている季節です。
「猪突猛進」って、四字熟語にも使われる
亥年の動物、イノシシって、
まっすぐ目的に向かってひた走る動物なんですけど。。。。
追い詰められるとくるっと回って
追いかけてきた人間たちにまっすぐ向かってくるらしいんですよ。
180度転換♪
逆ギレ万歳
ただ陰を極めたいわけではなく、
振り返るタイミングを狙っている。
終わり、始まるタイミングを。
なーんて気がしませんか?
だから十二支終わりから十二支始まりにバトンリレー♪
暗い中にも希望に振り返るタイミングを狙っている季節に
運気をあげるのは「学び」です。
そして、
「辛亥(しんがい)革命」
という歴史の事件をご存知でしょうか?
1911年の「辛亥」年に起きた、中国での革命です。
長らく起きた「清王朝」が滅ぼされ、
孫文など民主主義にとって代わった。。。
細かく書くと歴史って、正誤を問われる緊張ものなので、
ちょいと避けますがww
干支を通して、私なりに説明するなら
旧体制という陰が極まって極まって極まって。。。。
転換点が来て、光ある未来を見ようとしたタイミング、
それが
「辛亥」
なのではないかと思うのです。
中国という巨大な国が、
西洋という別の気配を感じ取って。
なので、そんな「革命」が起こった年と同じ名前を持つ
月がくる、11月。
自分の中に革命を起こしてみませんか☆
革命って
「新しいことを始めました。あは♪」
レベルじゃないです。
破壊と創造です。
そしてこれは、
誰かとぶつかれ、って意味でも、
体を壊すほど何かしろ、って意味でもないです。
己の価値観、特に
「常識と思って
『しなければならない』、
と思ってきたこと」
を疑ってみませんか?
それ、もうその常識、
充分すぎるほど、きわめて極めて極めて、やってやってやって。。。。。
別の体験、してみたくなってませんか?
何か違う常識を持っている人の気配を感じていませんか?
10年後、それは本当に常識なのか。
今の仲間のグループの常識は、
違うグループに行っても通じるのか、
一歩動いてみてください。
「本当に本質はそうなのか?」
辛は、フツーの石の内側に隠れた、本物の宝石です。
どんなに普通に見えても本質は違う、
という魂の叫びを発している存在です。
「お前ほんとに宝石なのかよー!ただの石じゃねーかよ!」
と角度によっては言われちゃうけど、本質は宝石なんですよ、って原石。
それもまぁ。「丁(ひのと)」という年の「辛」ですからね。
四柱推命の星的には行動を強く促されてます。
居てもたってもいられないほどの行動、
場合によっては、人生変わるほど、です。
ということで、もう一度。今月は
「今までの自分の常識を疑いつつ、行動してみる」
のがおススメでごじゃりますよ♡
あなたに何か、革命が起こるかもしれません♪
皆さんが持っている星ごとの運気は、
また別に書きますね~。
たぶんね~。気分が乗ったらね~。笑
ま、辛亥の月運気は、
11月7日をかなり前の10月中に書いてます。(文章を閃いたタイミング☆)
なので、
今の庚戌(かのえいぬ)の月の、11月7日までの
みなさまの運気を、
どうぞ読み返していてくださいませ。
これ↓
運気が変わる、って、
「やりやすいことが変わる」
ってことなんですよね。
今の運気を使ってやり残してること無いかな、って
試してみてくださいね♪