勝利への執念 | 適当な映画感想(・∀・)

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こんばんは(・∀・)

 

千秋楽結びの一番は9年ぶりの全勝決戦でした。結果は白鵬の勝ち。前日の正代戦では、仕切りから大きく離れての立ち合いに加えアッパーのような張り手を使っての勝利。この時点で「品格や横綱相撲なんかは捨てて何をしてでも全勝優勝を手にしたいのだろうな」と確信しました。

案の定、今日の一番も目隠し、エルボー気味のかち上げ、アッパーのような張り手を使い最後は強引な小手投げでの勝利。勝った瞬間には貴乃花を彷彿とさせる形相でのガッツポーズ。正直、見るに堪えない汚くて最低の相撲だと思います。白鵬のこういう相撲は大嫌いです。でも、そこまでしてでも勝ちたい、優勝を手にしたいという執念、気迫、必死さというのは素直に憧れます。格闘技も人生も勝たなきゃゴミなんですよね。勝つのが正義。結果を出さなきゃ過程なんて誰も見てくれないんです。白鵬はそれを誰よりも理解しているし、実際に勝って周りを黙らせてきた。外野の文句なんか気にせず自分のやり方で、やりたいようにやる。これこそが真実。やらなかった後悔よりもやった後悔の方が絶対良いですからね。RIZINフェザー級王者の斉藤裕選手も朝倉未来戦後に「いかなかった後悔は取り返せない」と語ってました。その通りです。

私自身、やらなかった後悔は本当に多いです。すぐ諦めるし、人に譲ってしまうし、自己主張が全然できない。メルカリやヤフオクの買い物ですら迷ってるうちに他人に買われて終わることばかりです。毎日夜中に過去の選択ミスを悔やんで死にたくなる。自分の性格上、間違いなくそれらを死ぬまで後悔し続けるでしょうね。だからこそ、白鵬をはじめとした格闘家達の目の前の勝利のための執念や必死さに憧れます。少しずつでいいから自分の気持ちや欲求に素直になれるよう矯正していきたいなと思う大相撲でした。

 

では(・∀・)ノシ