(1)自衛官に対する感謝を
まず、国を守るべく尽力された自衛官の皆さんに感謝の意を表したい。自衛官の訓練は我々の予想もつかないほどの過酷さだと聞く。東日本大震災をはじめ災害派遣での活躍は、一般人には到底できない。最近は世間の目もよく言えば厳しく、悪く言えばほんの些細な事でも大事にする、要するに平和な状態である。災害時には被災者の方は家を失い、途方に暮れる精神的に最悪な状態であるから配慮は必要だが、そんな中でも自衛隊の人は冷たい缶詰を人目を憚って詰め込むという話を聞く。その位の配慮までして事に当たるというのは、余程のことだと思う。
中にはこんな仕打ちを受けてまで人助けをする必要があるのかと疑問に思う人もいるだろう。しかしそうした思いをかき消して、自音光救助に当たる姿は尊敬である。
(2)退官自衛官の就職事情
退官自衛官の再就職事情というのは定年、若年定年者は防衛相のホームページに載っている。任期制という数年を1期の自衛官は自衛官としての更新をしなければ、どこかに再就職するのであり、その再就職支援として様々な資格取得が出来る。その再就職率は99%を超えるという人気ぶりのようである。
それで実際に退官自衛官が介護の仕事をするのかというと、「学校法人、 社会福祉法人又は 更生保護法人」が一括りにされており、定年自衛官では見当たらない。しかし任期制自衛官であれば介護への再就職をする人はいるだろうと思う。
まあ、これだけの人気のある退官自衛官の再就職だから、条件の悪い介護の仕事に就く人は少ないだろうが、その経験から来る能力は、我々にはないスキルであるから、三顧の礼を尽くしてでも来てほしいと思う。
(3)若い人が徴兵される?
日本軍が解体させられ警察予備隊になり、その後自衛隊となる。今は戦争をするといっても昔のように人海戦術でというわけではなくハイテクでの戦争だ。
巷の痴話話で、若い人が徴兵されたらどうしようなどと心配する人がいるというが、レベルとすれば野球をしたことが無いのに巨人に1位指名されたらどうしようと心配するのと同じくらい無用な心配である。
そもそも国が戦争状態になった時に戦う覚悟がある人がどのくらいいるだろうか。戦う前に逃げる、そして敵が来たら降伏すればよいという考えが多いと聞く。
勿論、そうならないような外交交渉は必要だし、国に対する信用も必要だ。しかし今の国は、国のために戦ってくれた人への感謝すらしない。そんな冷たい国でも、どうしてそこまで身を危険な所に置くことが出来るのかという正義感を聞いてみたいと思う。
やはり強くなくてはならない。介護業界に一番必要な考えかもしれない。